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株価が暴落しても売らない方がいい理由-一瞬を逃すと一年分の損をしてしまいます

株価が暴落しても売らない方がいい理由-一瞬を逃すと一年分の損をしてしまいます 投資
株価が暴落しても売らない方がいい理由-一瞬を逃すと一年分の損をしてしまいます

2022年1月末現在、S&P500指数は年始の高値から8%ほど下落しました。

FRBは2022年は利上げとバランスシート縮小を行い、インフレをなんとか抑え込むことを最優先にするので、S&P500やVTIなどの指数やグロース株は年内の株価上昇は期待しない方がいいと思います。

2022年はバリュー株に投資をすることが唯一お金を増やせる方法だと思います。

かといって、今S&P500やVTIを持っている人が保有資産を全部売ってバリュー株に投資することはやめておいた方がいいと思います。

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一瞬を逃すだけで大きなリターンを逃す

『敗者のゲーム』(チャールズ・エリス著)によると、S&P500の1982年から2000年までの18年間の値動きは、最も株価が上がった上位30日間だけで、この期間中の上昇幅の約4割に相当するそうです。

つまり18年間(6570日間)のうちたったの30日間だけS&P500インデックスファンドを持っていたら、短期で大きな利益を得ることができたんですが、その30日間S&P500インデックスファンドを持っていなかったら、収益の4割を取りこぼしていたということになります。

また、『金融危機でも儲かった世界一頭のいい資産の殖やし方』(リック・イーデルマン著)によると、2007年のS&P500のリターンは5.5%でしたが、ある一週間だけで市場を離れていたら年間のリターンが0%だったそうです

つまり、市場には大きなチャンスが常に潜んでいるので暴落しているからといって資産を手放すべきではないということです。

暴落しているから未来永劫ずっと暴落し続けるというわけではありません。

特にS&P500などの米国全体に投資をするようなインデックスファンドは、長期視点に立った時に回復しなかったことはありませんので、暴落しても保有し続けることが賢明だと思います。

【関連記事】2022年はインデックス投資失敗?‐インデックスを売ってバリュー株やエネルギー株を買った方がいいのか?

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