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S&P500はまだまだ暴落の可能性激大-絶好の買い場はココです

S&P500はまだまだ暴落の可能性激大-絶好の買い場はココです 投資
S&P500はまだまだ暴落の可能性激大-絶好の買い場はココです

S&P500指数が50週移動平均線を割り込みました。今はまだ買い場だとは思えません。

今後さらに暴落する可能性は高いと思います。

ですが、週足チャートの200週移動平均線付近まで暴落すれば、そこからは絶好の買い場となります。

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急速な金融引き締めを行う可能性

米国のインフレ率は依然として高いままです。

2021年12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比7.0%です。

物価上昇率を2%程度で安定させることが中央銀行に課せられた課題なんですが、目標の3倍以上の物価上昇率で推移しています。

この物価上昇率を正常値に戻さない限り、今後米国をはじめ世界経済は景気後退へと進む以外ありません。

物価上昇率を正常値に戻すためには金融引き締めを行う必要がありますが、この金融引き締めのペースや、何%利上げするのかによって今よりもさらに暴落する可能性が高いです。

200週移動平均線まで下がる可能性

ではどこまで暴落するのかというと、200週移動平均線付近まで下がってしまう可能性があります。

2024年2月24日現在、50週移動平均線を割り込みました。

次のターゲットは200週移動平均線になります。

具体的にどの辺まで下がる可能性があるのかというと、下の赤丸のあたりです。

S&P500チャート
出典 インベスティングドットコム

これはなぜかというと、過去の暴落局面では50週移動平均線を割り込んだら200週移動平均線まで暴落することが非常に多いからです。

200週移動平均線まで暴落した例

実際に50週移動平均線を割り込んで、200週移動平均線まで暴落した例は以下の通りです。

コロナショック

コロナショック
コロナショック時

こちらは2020年3月のコロナショック時もチャートですが、200週移動平均線をも割り込む大暴落となりました。

直近の高値から約35%もの大暴落です。

2018年12月

2018年12月

2018年12月の暴落は200週移動平均線まで暴落した後、回復していっています。

チャイナショック

チャイナショック

2016年初頭も、チャイナショックで200週移動平均線付近まで暴落していますがその後は回復していきました。

米国債ショック

米国債ショック

2011年8月に米国債ショックで、200週移動平均線線をも割り込む暴落がおきています。

200週移動平均線は絶好の買い場

これまでの暴落局面を振り返ってもわかるとおり、200週移動平均線付近まで暴落することはあっても、そこで反発していることが多いです。

2022年2月5日現在のS&P500指数の200週移動平均線の値は3362ですから、ここまで下落するとなるとさらに25%下落することになりますから、投資に慣れていない人には25%の暴落はかなりのストレスに感じることと思います。

でも言い換えれば、そこまで下がったら反発する可能性が高いことを考えれば、3362付近まで暴落するまで現金を貯めておいて、暴落しきってから一気に投資するのもアリだと思います。

僕は税金の支払いのことをあまり考えずに毎月投資していたので、3月までは払う税金のことを考えなければならずしばらくは強制的に現金を貯めないといけない状況になっていますが、しばらくはS&P500には投資せずに、時が来るのを待っていようと思っています。

まとめ

米国株相場はまだまだこれから暴落する可能性が高いです。

どのくらいまで暴落するのかというと、今より25%下の200週移動平均線付近まで下落する可能性が高いです。

でも過去を振り返ると、200週移動平均線付近まで暴落したあとにほとんどの確率で反発していますので、そこが絶好の買い場になるとも言えます。

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