株式投資を始めたのはいいんだけど、どのタイミングで株を買ったらいいか悩む
投資初心者だとこのような悩みを持つ事が多いと思います。
結論から言うと、
テクニカル分析を覚えることでベストに近いタイミングで投資をすることができます。
難しい経済ニュースを見なくてもベストなタイミングで株を買う方法
経済ニュースって初心者にとっては
何語で話してんの?
っいうくらい難しいですよね苦笑
難しい経済ニュースを理解しなくても、チャートの正しい見方さえ覚えれば、ある程度稼げます。
これをテクニカル分析と言います。
僕も10年以上前から投資をやっていますが、いまだに何を言っているのかさっぱり分からないような経済ニュースもあるぐらいです。
経済ニュースが難しいから投資は自分にはムリ
と諦めてしまっている人も多くいると思います。もちろん経済ニュースを理解した方が、遥かに投資で勝てる確率は上がりますが、テクニカル分析だけで買っている人も大勢います。
実際僕が先日ビットコインが暴騰する直前に買うことができたのも、テクニカル分析をしたからです。
難しい計算が織り込み済み
テクニカル分析を使うとなぜ一定の勝率で稼げるのかというと、各テクニカル分析ごとに難しい計算がすでに織り込まれているからです。
株価を分析するにあたっては、多かれ少なかれ数学や統計学の力が必要です。
義務教育で習うような
底辺×高さ÷2
みたいな簡単な公式で導き出せるならラクで良いんですが、そんなに誰でもすぐに計算できるような簡単な算式ではさすがに無理です^^;
テクニカル分析には、すでに専門家が導き出した難しい計算が織り込まれているので、我々数学の素人でもカンタンにある程度正しい判断ができるのです。
ビットコインも適切なタイミングで買えた
これはビットコインのチャートですが、僕は黒い丸で囲ってあるタイミングで買いを入れたんですが、その結果ご覧の通りに暴騰しています。
なぜそのタイミングで買うことができたのかというと、まさにテクニカル分析をしたからです。
多分テクニカル分析を知らない人は、赤い丸で囲ったタイミングで買ったという人も多かったんじゃないかと思います。
でもそのタイミングで買っていたら、結局せっかく買ったのに下がっていってしまったということが分かると思います。
赤い丸で囲ったタイミングで買った人は、そのまま持ち続けていたら結局はプラスにはなっていたと思いますが、黒い丸で囲ったタイミングで買った方が遥かにプラスの額が大きいことは言うまでもありません。
テクニカルチャートを使う
テクニカル分析をするためには、テクニカルチャートを使う必要があります。
各証券会社で証券口座を開設するとその証券会社で用意された株価チャートを見られると思いますが、証券会社によってはそのチャートは非常にざっくりとしたもの、というかテクニカルチャートを設定できても数が限られている等の場合が多いです。
おすすめはインベスティング・ドットコム
僕が実際に使っているテクニカルチャートは、インベスティング・ドットコムというサイトが提供しているチャートです。
PCはブラウザで見られますが、スマホの場合はアプリ版を使うことをおすすめします。
インベスティング・ドットコムは、SNSアカウントでログインして使えば、一度自分が使ったテクニカルチャートのデータをクラウド上に保存しておくことができます。
そのため、例えばPCで設定したテクニカルチャートのデータをスマホアプリで見ることもできるのでとても便利です。
テクニカルチャートの設定って、複数のテクニカル分析をする場合、毎回設定するのが結構面倒くさいので、インベスティング・ドットコムを使う場合はSNSアカウントでログインすることをおすすめします。
インベスティング・ドットコムのテクニカルチャートの使い方
インベスティング・ドットコムのテクニカルチャートは、慣れるまでは少々分かりにくいところが多いので、解説します。
検索窓で調べたいチャートを入力します。
株価チャートが表示されるので、株価チャートの右上のテクニカル・チャートをクリックすると
テクニカルチャートが表示されます。
テクニカル・チャートを保存する方法
インベスティング・ドットコムのテクニカルチャートは、クラウド上に保存しておくことができます。
下の図の右の赤丸のところを押すと、クラウド上に保存されます。
アップロードしたテクニカルチャートをダウンロードしたい場合は、左の赤丸のところを押せばいいだけです。
おすすめのテクニカル分析
僕が実際に使っていて、おすすめのテクニカル分析は
・移動平均線
・MACD
・ボリンジャーバンド
です。
これ以外にも本当に沢山のテクニカル分析がありますが、あまり沢山取り入れすぎると何を信じていいか分からなくなります。
また、すべてのテクニカル分析が一致した時に買いや売りを入れるのがベストなタイミングだと思いますが、あまり沢山取り入れすぎるとどれかは真逆のことを指したりしますので、結局慎重になりすぎていつまでも買うことも売ることも出来なくなります。
そのため、初心者の場合は上記3つに絞って分析することをおすすめします。
移動平均線
移動平均線とは、ある期間の平均値です。一番シンプルなテクニカル分析です。
インベスティング・ドットコムでの設定方法は、赤丸で囲ったところをクリックして、「Moving Average」を選択します。
するとこうなります。
ローソク足にまとわりつく紫色の線が表示されているのが分かると思いますが、これが移動平均線です。
移動平均線は一定期間の平均値ですから、それよりもローソク足が上になった場合はこれから上昇するというサインになります。
めちゃめちゃシンプルです。
MACD
マックディーと読みます。
エムエーシーディーではありません笑
MACDは移動平均を発展させたもので、売買のシグナルの精度が高いテクニカル分析です。
インベスティング・ドットコムでの設定方法は、赤丸で囲ったところをクリックして、「MACD」を選択します。
するとこのような表示になります。
MACDの売買のタイミング
ローソク足チャートの下に出てきた表示がポイントです。
赤い縦線のやつが、山になっている時が上昇トレンドです。
なので、買いを入れるタイミングは、赤い縦線のやつが山になるタイミングを狙います。
また、赤い縦線の他に、赤と青の線が1本ずつあるのがわかると思いますが、この2本の線が重なったタイミングも売買のタイミングです。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、表示された帯の範囲の中で価格が決まることが多いですよっていうのを示したテクニカル分析です。
図で言うと、紫色の帯をはみ出した価格にはなりづらいということです。
インベスティング・ドットコムでの設定方法は、赤丸で囲ったところをクリックして、「Bollinger Bands」を選択します。
するとこのような表示になります。
真ん中の線は移動平均線ですが、前述の移動平均線とは集計してる期間が違うものです。
ボリンジャーバンドの売買のタイミング
最初に表示した移動平均線と、ボリンジャーバンドで表示した移動平均線がクロスするタイミングというのは、要するに長期の平均値が短期の平均値を上抜いたということなので、上昇トレンドになったサインです。
また、帯に触れるということは、これ以上値上がり、または値下がりすることはほぼないというサインなので売買のタイミングの目安になります。
全部表示すると
・移動平均線
・MACD
・ボリンジャーバンド
これらを全部表示させるとこんな感じです。
前述したビットコインを買ったタイミングは、MACDの山が出来始めて、赤と青の線がクロスしかけていて、さらにボリンジャーバンドの移動平均を上に突き抜けたタイミングでした。
まさにテクニカル分析の通りの値動きをしてくれたわけです。
週足がおすすめ
チャート分析では、日足や週足、月足、15分足など、集計する期間ごとに異なるチャートを表示することができますが、僕は週足がおすすめです。
なぜ週足をおすすめするのかというと、
・週足より短い期間のチャートは、短期トレーダー向けだから
・短期よりも中長期の情報のほうが信頼性が高いから
・チャートに張り付いていたくないから
短期で投資をするか長期で投資をするかは人それぞれで良いと思いますが、僕は正直短期投資はあまりおすすめしません。
例えば15分足の場合は、1本のローソク足が15分毎に表示されるので、15分に1回チャートをチェックしないといけなくなります。
僕はこういったブログを書いているだけではなく、本業の会社で週5日間フルタイムで働き、その他もろもろ副業もやっているので、細かくチャートを見ていられるだけの余裕がありませんし、多くの人がそうだと思います。
特にビットコインチャートは、年中無休24時間動いているので、1日に何回もチャートをチェックするのは無理です。
週足なら週に1回だけ見ればいいので、ラクです。
また、ローソク足は長いスパンの方が信頼性が高いです。
これは2021年12月2日8時時点のイーサリアム/米ドルの1時間足チャートですが、
これだけ見ると、売りが強い相場に見えます。
一方、下の図は同じ時間にスクショした週足チャートですが、
上昇トレンドになっていることが明らかです。
つまり、週足チャートの方が大きな流れをつかみやすいのです。
また、短期投資は初心者にとってはストレスを感じることが多いと思います。
乱高下するチャートに張り付いて、数円値動きしただけで利益確定するのも一つの手だと思いますが、初心者にやりがちなのが、ちょっと値上がりしたら利益確定する半面、下がったら価格が元に戻るまで損切しないパターンです。
損したくない気持ちはわかりますが、そのやり方だと一生投資でお金を増やすことは不可能です。
正直僕はそういうタイプだったので、何度か投資の世界から撤退しました。
でもマインドを少しずつ変えて、一番稼げる方法として確信したのが、長期投資です。
基本的にはバイアンドホールド、つまり、買ったら基本的には売らないくらいのつもりで投資しています。
実際この投資方法で、ビットコインでも株でもかなりの利益を出すことができています。
長期投資については
長期投資は儲からない?儲けたいなら短期投資?株式投資で着実にお金を増やす方法
こちらで詳しく書いています。
投資に絶対はない
ここまでおすすめのテクニカル分析を書きましたが、どんなに時間を割いて、精度の高い分析をしたとしても、未来の相場を100%予測できる人はこの世にいません。
実際僕も想定外の結果になってしまったこともあります。
あくまでも売買をする一つのヒントくらいに思っていてください。
まとめ
投資をするタイミングが分からないときは、テクニカル分析を参考にして投資をすると勝てる確率は上がります。
おすすめのテクニカル分析は、
・移動平均線
・MACD
・ボリンジャーバンド
おすすめのテクニカルチャートはインベスティング・ドットコムのテクニカルチャートです。
テクニカル分析を100%鵜吞みにして投資をするのではなく、売買のタイミングのヒントとして活用してください。
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