僕は今は株式投資だけでも月に10万円以上の利益は出ていますが、始めたばかりの頃は、というよりはきちんと学んでから投資を始めるまでは失敗ばかりしていました。
今回は株式投資で失敗しがちな例と、どうしたら失敗を防げるのかについて書きたいと思います。
なぜ今は毎月利益を出せているの?
基本的に長期・分散・積立をきちんと守って投資しているからだよ!
長期・分散・積立とはどこかで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
それもそのはず金融庁が推奨している投資の方法だからです。
実際に国も長期・分散・積立で日本株に投資を行っています。
僕もこの長期・分散・積立というスタイルにしてから、利益を出せるようになりました。
つまり逆説的に考えると、短期投資や個別株への集中投資は失敗しがちだということです!
短期投資が失敗しやすい理由
短期投資とは、デイトレード等、株を保有している期間が1日~1か月程度の投資です。
もちろん短期投資でうまくいっている人もいるにはいますが、多くの人は失敗しています。
僕も始めたばかりの頃は、チャートは1時間足しか見ずに投資していました。
たまに利益は出ましたが、トータルではマイナスのほうが圧倒的に多かったです。
また短期投資は、メンタルが強くないとなかなか難しいです。
基本的にチャートに張り付いていないといけないですし、思うように株価が上がらないときは居ても立っても居られません。
損大利小になりがち
ほかにも投資の世界には「損小利大」という言葉があります。
「損を小さくして利益を大きくしろ」という売買に対する基本的な姿勢を示した言葉ですが、短期投資だと「損小利大」がなかなかうまくいきにくいです。
特にデイトレードの場合は、株を買ったタイミングで手数料を引かれるので最初はマイナスからスタートします。
そのため少しでもプラスになったら利益確定したくなります。
逆にマイナスになって元の株価に戻ることが絶望的になった場合でも、
もう少し待てば元に戻るかもしれない!
と思って回復するのを待つんですが、待てば待つほど下がっていき我慢の限界が来たところで損切、時すでに遅しみたいなことは初心者が陥りがちですし、実際僕もそうでした。
配当を得られない
また短期投資では株式投資のメリットでもある配当を得ることがほとんどできません。
総合的に見たら短期よりも長期の方がメリットが大きいことは断言できます。
個別銘柄に集中投資が失敗しやすい理由
株と言ったら一つ一つの会社の株(個別銘柄)を買うもんでしょ?
まあそれも一つの手段だけど、分散という考え方としては僕はお勧めしないよ
個別銘柄に集中投資する人も多いと思いますが、僕はお勧めしません。
そもそも分散投資という考え方がなぜあるのか?というと、株式投資はハイリスクだからです。
もちろん個別銘柄に集中投資すればその分ハイリターンを見込めることは確かなのですが、未来の予測はどんな敏腕トレーダーでも不可能ですので、リスクは分散させて堅実なリターンを得る方が僕はお勧めです。
例えば投資に回せるお金が100万円あるなら、100万円で1つの株を買うのではなく、1万円の株を100個買った方がリスクがはるかに抑えられます。
投資信託がおすすめ
分散投資としてお勧めなのが投資信託です。
投資信託なら毎月決まった金額を積み立てで投資できますし、例えば全世界株式インデックスの投資信託はそれを買うだけで世界中の上場企業の株を買うことができます。
ほかにはS&P500インデックスもおすすめです。
S&P500インデックスの投資信託を買うと、アメリカの上位500社の株を丸ごと買うことになります。
僕は全世界株式インデックスとS&P500インデックスの投資信託にかなり多めに投資していて、このコロナ禍による金融緩和の恩恵を受けて、今年1月から全世界株式とS&P500を中心に1000万円以上投資したところ、現時点で画像の通りプラス82万円になっています。
先月5月22日に書いた記事にもこのような画像を載せましたが、その時点での評価損益がプラス51万円でしたから、わずか2週間で30万円プラスになっています。
もちろんその間に給料日と副業で入ってきたお金をかなり投資に回したのでこれだけ増えたということもありますが、分散投資ならば何も考えずにただ積み立てるように投資していくだけでこれだけのリターンを得ることができますので、特に株の勉強を沢山しなくても比較的簡単に誰でも実現できてしまうのです。
まとめ
・株式投資は長期・分散・積立が基本中の基本
・投資信託を長期保有、積立投資していくことがおすすめ
コメント