お金持ちは意外とケチだと言う人がいます。
実際僕が知っているお金持ちの人も、細々した日用品を買ったりしていて、毎晩高いお酒を飲むという人はそんなにいません。
なぜお金持ちなのにケチだと思われるのかというと、お金持ちはお金を生むものにしかお金を使わないからです。
逆にお金持ちが買うようなものを真似して買うようにすれば、自分もお金持ちになれます。
本記事では、お金持ちのお金の使い方を真似して短期間でFIREする方法について書いています。
常にお金に対して向き合っている
もともとは収入が普通でお金持ちになったという人は、常にお金と向き合う気持ちがあるから浪費はせずにお金を生むものにしかお金を使いません。
お金を増やすにはどうしたらいいのか?
という課題に対して、お金持ちになる前からも、お金持ちになってからも向き続けているので、それが習慣となっているのです。
習慣になってしまうと、やらないと気持ち悪いと感じるようになります。
例えば多くの人は、寝る前に歯を磨く習慣があると思いますが、酔っぱらってうっかり歯を磨くのを忘れて翌朝口がものすごく臭い場合、とんでもなく後悔すると思います。
お金の使い方に対しても習慣化はできます。
例えば、
- 収入の50%を株の購入
- 45%を生活費
- 5%を浪費
という風に、ざっくりと計画を立てておいて、その範囲内で自由に使うようにすれば、習慣化しやすいです。
このような場合は、目的別に口座を分けてしまえば無駄にお金を使わなくてすみます。
例えば給料が入ったらその日のうちの50%を証券口座に移し、5%を自由に使って良い用の銀行口座に移しておけばいいのです。
これもGoogleカレンダー等に毎月の給料日に口座を移すことを記録しておけば、忘れずにすみますし、3か月もすれば習慣化されるので、口座を移さないと気持ち悪いと感じるようになるはずです。
マネーリテラシーが高い教育を受けている
生まれた時からお金持ちの人は、小さいころからマネーリテラシーが高くなるような教育を受けて育っている人が多いです。
そのような人の親はマネーリテラシーが高い人が多いと思うので、例えば子が小学生のころから口座を作り収支の管理を日常化させたり、投資の世界の話を聞かせたりして子を育てます。
一般家庭の親のほとんどは、子に対してお金の教育なんてしないと思いますし、学校でもほとんど教えてくれませんから、子供の頃に学ばなかったお金の知識については自分で学ぶしかないのです。
そもそも親の世代でも、お金の教育をまともに受けてきた人自体が少ないから、これは親が悪いというよりもこの国の教育そのものが悪いとしか言えません。
お金持ちは家や車に資産の大半を使わない
高橋ダンさん著の『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』によると、お金持ちほど、持っている資産の割合は
- 株式
- 投資用不動産
などが多い傾向にあるそうです。
株式は長期的には成長していくことが多いものですし、投資用不動産もリフォーム等メンテナンスをしっかりすれば長年にわたりの家賃を得ることができますから、持っているだけでお金を生んでくれます。
株式は証券口座を持ってさえいれば、すぐにでも購入できますから、まだ投資を始めていない人は今すぐにでも始めることをおすすめします。
また、
さすがに投資用不動産はハードルが高すぎる・・・
と感じた人にはREITをおすすめします。
REITは、不動産版の投資信託です。
少ない金額から不動産に投資できる金融商品で、こちらも証券口座をもってさえいればかんたんに投資ができます。
ただ毎月10万円を銀行に貯金するだけの場合、5000万円を貯めるには41年かかりますが、毎月10万円を年利8%で運用した場合は19年で達成できます。
これから投資を始めるならこちらの証券会社がおすすめです。
日本の株やREITのみならず、米国などの海外への投資も簡単に行えます。
僕もお金持ちとしては発展途上ですが、資産のほとんどを投資に回したことにより、確実に投資を本格的に開始する前よりお金が増えています。
一方で保有している資産額が少ない層ほど、資産のほとんどを家や車で占めています。
自分が住む家は、よっぽどその地域で急速に人口が増えたりしない限りは住めば住むほど資産価値としては下がっていってしますし、車も新車で買ったとしても一回乗るだけで価値は大幅に値下がりします。
つまりそれらは持っていてもお金を生むどころか、お金を持っていかれてしまうということです。
高い時計や絵画もお金を生むから買う
また、お金持ちは高い時計や絵画などをコレクションしている人も多いという印象を持っている人も多いのではないかと思います。
実はこれも、時計や絵画に資産価値があるから買っているのであって、ただ自慢したいから買っているという人は少ないと思います。
もちろん中には自慢目的で買っている人もいると思いますが、高級ブランドの一点ものの時計や、有名画家が描いた本物の絵画などは、買う時点でも高いですが、時間が経てばより価値が上がりますので、持っているだけでお金を生むことができます。
もちろん中途半端に高いものを買って数十年後に価値が上がるとは考えにくいですから、もうFIREしてしまっていて、毎月200万円のタワマンに住んでも一生お金を使いきれないくらいになった人なら買ってもいいかなと思いますが、そうでもなければ高い時計や絵画はまだ買わなくてもいいと思います。
まとめ
お金持ちはマネーリテラシーが高い人が多いので、無駄遣いはせずにお金を生むものを中心に買い物をしていきましょう。
特にお金持ちは、資産のほとんどを株や投資用の不動産として保有しています。
まだ投資をしていない人はすぐにでも投資を始めることにより、ただお金を貯めるだけよりも圧倒的に早く経済的自由を手に入れることができます。
こちらの記事もおすすめです。
コメント