米経済は弱気相場入りが懸念されていますが、弱気相場入りしてから持ち直すのはいつになるのか気になっている人も多いと思います。
結論から言うと、多分1年くらいで持ち直すことになると思います。
持ち直すまで平均で12.1ヶ月
米経済が弱気相場入りしたことは過去何度もありますが、弱気相場入りしてから平均で12.1ヶ月で持ち直しているというデータがあります。
その間の騰落率は平均で31%だったそうです。
つまり、弱気相場入りしたら30%くらいは株価が下がるけれども、1年くらい我慢すれば元通りになりますよっていうことを意味します。
これは平均の値なのですが、弱気相場入りしている間に景気後退入りしているか否かで持ち直すまでよ期間が大きく変わるようです。
景気後退入りしていたら持ち直すまでに15.7ヶ月
米経済が弱気相場入りしている間に一度でも景気後退入りしている場合、持ち直すまでに平均で15.7ヶ月かかっています。
その間の騰落率は平均で34%だったそうです。
つまり、弱気相場入りしてかつ景気後退してしまった場合は34%くらいの株価下落はしますが、1年3ヶ月くらい我慢すれば元に戻りますよということを意味しています。
景気後退しなければ持ち直すまで4.8ヶ月
米経済が弱気相場入りしている間に一度も景気後退しなかった場合は、持ち直すまでに平均で4.8ヶ月かかっています。
その間の騰落率は平気で25%だそうです。
つまり、弱気相場入りしたけど景気後退しなかったら、半年もしないで持ち直すということを意味します。
日本のバブル崩壊とは比較にならない
こう考えると、日本がバブル崩壊してから30年以上持ち直していないことを考えると、我慢しなければならない時間は本当にわずかであることが分かります。
確かに持っている資産価値が30%も目減りすれば怖くなって売ってしまったり、相場から逃げ出したくなってしまうかもしれませんが、わずか1年我慢するだけで何事もなかったかのように資産が元に戻るのであれば、少しだけ我慢することが賢明だと思います。
また、ただ売らずに我慢しているだけではなく、持ち直すまでの間も積立投資を続けられた場合、持ち直した時に資産を大きく増やせていることは間違いありません。
僕も愚直に毎月決まった割合を投資し続けています。
まとめ
今の米経済は非常に弱い展開となっていますが、このような局面が続くのもせいぜい1年ちょっとです。
絶望して全部売ってしまうのだけは避けたほうが賢明です。
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