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逆イールドは過去例外なくリセッションになります-リセッション局面で取るべき対策

逆イールドは過去例外なくリセッションになります-リセッション局面で取るべき対策 投資
逆イールドは過去例外なくリセッションになります-リセッション局面で取るべき対策

ここ最近、長期金利と短期金利が逆転する逆イールドが発生し、リセッション、つまり景気後退が起こるのではないかと話題になっています。

僕は1〜2年後に米経済はリセッション入りすると思います。

リセッション入りしたときにどうしたらいいのか悩んでいる人も多いと思いますが、僕はS&P500や全世界株式、全米株式などのインデックスは売らないで投資を続けることが最善策だと思います。

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過去例外なくリセッション

1976年以降、逆イールドが発生したあとで、リセッションが起こらなかったことは一度もありません。

2022年より前は、逆イールドが5回発生していますが、いずれも逆イールド発生から半年〜2年でリセッション入りしています。

そのため、歴史を振り返れば今回も1〜2年後にリセッション入りすると考えるのが自然です。

過去最大規模の金融引き締め

また、5月から0.5%ずつ連続して利上げする可能性が高くなっています。

ここまでの急激な利上げは前例がないため、かつてないほどの株価暴落が待っているのではないかと不安になっている人も少なくないと思います。

コアのインデックスは売らない

利上げが急ピッチで進めば、グロース銘柄を中心に売られるだろうから、ナスダック100、S&P500インデックスやVTIなどグロース銘柄を多く組み入れられているインデックスも下落することと思います。

だからといってコアに据えているインデックスを全部売ることは避けた方がいいと思います。

なぜかというと、一瞬相場から離れているだけで、大きなリターンを逃す可能性が高いからです。

敗者のゲーム』(チャールズ・エリス著)によると、S&P500の1982年から2000年までの18年間の値動きは、最も株価が上がった上位30日間だけで、この期間中の上昇幅の約4割に相当するそうです。

つまり18年間(6570日間)のうちたったの30日間だけS&P500インデックスファンドを持っていたら、短期で大きな利益を得ることができたんですが、その30日間S&P500インデックスファンドを持っていなかったら、収益の4割を取りこぼしていたということになります。

また、『金融危機でも儲かった世界一頭のいい資産の殖やし方』(リック・イーデルマン著)によると、2007年のS&P500のリターンは5.5%でしたが、ある一週間だけで市場を離れていたら年間のリターンが0%だったそうです。

このような理由から、コアに捨てえているS&P500インデックスやVTI等は売らずに持っていた方がいいと思います。

投資は続けるべき

それじゃあリセッションが終わるまでは売りもしないし買いもしない

という人もいるかもしれませんが、買いは続けるべきだと思います。

むしろ株価が低迷している時に沢山投資しておけば、また景気拡大局面に入った時に本当のビッグマネーをつかむことができるからです。

景気後退といえども、長期で見ればこれからも右肩上がりで成長していくはずです。

そのため、株価が低迷していても淡々と投資を継続することが大切だと思います。

まとめ

過去の逆イールドが起きた局面においては、逆イールドが起きてから半年〜2年以内にリセッションが必ず起きています。

もしS&P500やVTIをコアに据えて投資しているなら、リセッション局面でも売らずにいることがベストだと思います。

なぜなら、相場から一瞬でも離れていると大きなリターンを逃す可能性が高いからです。

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