4月上旬に、8年以上働いた会社を辞めることを上司に伝えました。
完全なFIREというわけではないですが、サイドFIRE達成といっても相違ない状態になることが決まったわけです。
一応5月15日が最終出勤日に決まりましたが、もしかしたらもう少し早まるかもしれません。
なぜこのタイミングで辞めることを伝えたのかというと、理由は以下の4つです。
- 新年度になり新規事業を取り組まなければならなくなった
- 3月末にボーナスが出た
- 副業月収が600万を超えた
- 役員報酬の決定期日
新年度になり新規事業を取り組まなければならなくなった
新年度から僕の部署でも新規事業に取り組まなければならなくなりました。
これは新年度が始まる前から分かっていたことなんですが、いざそれを目の当たりにすると面倒くさくて仕方なくなりました。
僕は1年以上前からFIREを目標に、節約・副業・投資に全身全霊を注いできました。
やればやるほど結果が出て、昨年5月末くらいには副業と投資のリターンを合わせれば会社からもらっていた月給を上回りはじめ、6月頃には副業だけで月収100万円を超えました。
普通はその時点で会社を辞めると思うんですが、僕は資産を5000万円まで増やしてから退社しようと決めていたので、時期尚早だと思っていました。
なぜ5000万円分なのかというと、米国株に5000万円投資していた場合、その4%の200万円だけを毎年切り崩して正解すれば、理屈上資産が減ることはないからです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
話を戻しますと、1年以上前から辞める前提で会社にいた上に、すでに会社を辞めても収入的には何も問題ないので、新規事業に取り組もうとしても心ここにあらずという状態でした。
そのため、新規事業が本格的に始まる前に辞めてしまおうと決意しました。
3月末にボーナスが出た
僕の会社は通常夏と冬にボーナスが出るので、
辞めるとしたら冬のボーナスをもらってからかなあ
と思っていました。
しかし、会社全体が昨年度過去最高レベルの売上を記録してしまったので、今年は3月に決算賞与が出ました。
振り込まれる前に辞めることを上司に伝えると、
今後も頑張ってほしいからボーナスをあげるのに、辞めるならあげない
などと言われないとも限りませんから、3月末にしっかりボーナスが振り込まれているのを確認した上で上司に辞めることを伝えました。
副業月収が600万を超えた
また、3月は副業月収が過去最高の600万円を超えたことが退職の時期を早めた一つの理由です。
副業を開始して一年ちょっとが過ぎましたが、試行錯誤を毎日繰り返してきました。
自分の中で売れる法則みたいなのを見つけて、作業全体をテンプレート化し、それにそって毎日やるだけを繰り返しました。
何時によく売れるのか、価格の決め方、商品の見せ方など、何パターンも実験し、少しずつ修正を重ね、もっとも売れるパターンをテンプレート化したのです。
その結果、1月は低迷して200万円にわずかに届かなかったんですが、2月には300万円、4月は600万円と絵に描いたような右肩上がりを記録しました。
月収600万円といえば、ほんの2年前くらいの僕が会社からもらってた年収より多い金額に相当します。
言い換えれば、一ヶ月だけ頑張って副業に勤しめば、残りの11ヶ月は何にもしなくていいわけです。
そんな感じで、本業の会社からの月収はコスパが悪いと感じるようになってしまったので会社を辞めようと思いました。
役員報酬の決定期日
僕は節税のために、3月に自分の会社を作りました。
いわゆるマイクロ法人というやつです。
このマイクロ法人から役員報酬をもらってしまうと、本業の会社にバレてしまいます。
なぜバレてしまうのかはこちらの記事をご覧ください。
【関連記事】マイクロ法人から給料をもらった場合、会社に100%バレてしまいます-バレないための方法は1つ
そのため、会社にバレないように副業ビジネスをやっていくために、マイクロ法人からの役員報酬は0円でしばらくやっていくことにしていたのですが、役員報酬は一度その額を決めてしまうと、一年間は変更することはできません。
仮に8月に会社を辞めて、
やっぱ自分の会社から役員報酬をもらいたい!
と言っても、次の事業年度が来るまでもらうことができないのです。
つまり、8月に会社を辞めたら、僕の場合は翌年3月までは無給となってしまうのです。
役員報酬は事業年度がはじまってから3か月以内に決定する必要があるので、僕の場合は6月までに決めないといけないんですが、もし会社を辞める日がもっとずれていたら大変なことになっていました。
ですので辞めるタイミングとしてはベストなタイミングだったかと思います。
サイドFIRE達成へ
そんな理由が重なり、目標だった資産5000万円が貯まってはいない段階でサイドFIREすることとなりました。
これからも副業としてやっていた仕事を本業にして仕事はするつもりです。
そのため、完全な退職ではないのですが、誰かに雇われずに自分の好きなときに好きな場所で働けるのは大きな前進だと思います。
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