何でもそうだと思うんですが、人間は他人の成功から学ぶよりも、失敗から学ぶ方がプラスになります。
今回は僕が投資での失敗を書いていきます。
投資初心者の頃によくやってしまっていたのが、
- 値上がり時にすぐ利益確定
- 値下がり時はいつまでも損切できない
このような感じのことです。
ズバリ言うと、このような投資スタイルでは一生かかってもFIREはおろか、1円もお金は増えていきません。
人は一番慎重になるべきときに買いたがる
僕が投資初心者の頃にやってしまっていたのが、
せっかくプラスになった株価がちょっとでもマイナスになるのが怖い…
と思ってしまって、株価が下がる前に利益確定してしまっていました。
これでは資産に対してはほんの数%増えただけになってしまいます。
利益確定すると税金がかかるため、場合によっては1%も増えていない場合もあります。
その一方で株価が値下がりした場合は
もうちょっと待ったら株価が戻るかもしれない…!
と思って、損切できずにそのまま株価がどんどん下がっていき、結局手遅れになるくらいまで暴落したところで泣く泣く損切する。
僕はこんな感じでした。
これでは利益は非常に少ないのに対し、損は非常に多いので、どんどんお金が減っていきます。
『市場サイクルを極める』という本によると、
人は、一番慎重になるべきときに買いたがり、最も積極的になるべきときに買うのをためらう
『市場サイクルを極める』より引用
のだそうです。
株価が操作されていることもある
つまり、株が買われすぎている状態では株価がとんでもない勢いで上がりますから、投資初心者にとっては
株価が上がっている!
今がチャンス!
と思って買ってしまいがちです。
でもこのような場合は、ほとんどはその後に大きく値を下げることが多いです。
値上がりする前に買った人たちが利益確定することもあれば、機関投資家が意図的に株価を操作している場合があるからです。
株価が暴騰した時は、このようなことが普通にあります。
そのため本来ならば慎重にならなければいけないタイミングなのにもかかわらず、チャンスだと勘違いして買ってしまうんです。
長期積立投資を基本にする
僕は当時大きなお金を投資していなかったため、数万円の損失ですみましたが、この時の経験から
株は儲からないもの
という認識でいました。
でもこの時はネットで数ページの記事を読んだだけで投資をしていましたから、今思えば単純に勉強不足でした。
それから10数年が経過して、大量にインプットしてから株式市場に復活してからはどんどんお金が増え続けていきました。
2021年10月12日時点で投資信託の評価額は約125万円になっています。
ではなんの銘柄を選んでいるのかというと、ほとんどを全世界株式インデックスとS&P500インデックスに投資しています。
ほかにもビットコインだったり、ETFなども持っていますが、大半をこの2つに投資することによって順調に増やすことができています。
この2つだけに毎月積立投資を続けていれば、勝手にお金は増えていきます。
何も考えずに積立投資するだけなので、高値掴みをするのではないか等の心配をしなくてもOKです。
最近はこなれてきたので、下落トレンドの時は投資せずに現金として保有したりもしていますが、まだ慣れていないうちは積立投資をおすすめします。
また、積立投資を行った場合は、しばらくは取り崩さない心構えでいることをおすすめします。
数か月単位では下落相場になることもありますが、数十年単位では必ず上昇相場になっているからです。
積立投資についてはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
- 値上がり時にすぐ利益確定
- 値下がり時はいつまでも損切できない
このような投資スタイルでは一生かかってもFIREはおろか、1円もお金は増えていきません。
株価が暴騰しているときは、チャンスではなく本来は慎重になるべき時です。
長期積立投資なら、チャンスとかそうでないかを見極める必要もなくお金が増えていきますから、長期積立投資を基本に考えていくことをおすすめします。
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