S&P500やVTI等、米国株に投資している人からして見れば
この暴落はいつまで続くんだろう
と不安に思っている人も多いと思いますが、2023年3月頃までは株価は低迷し、それ以降の株価は急上昇すると思います。
QT開始でさらに大暴落へ
6月からQT(バランスシート縮小)が始まりましたが、すでに織り込み済みだとする見方も多いのですが、実際には織り込まれていないと思われます。
なぜかというと、過去を振り返ってみるといずれの金融引締の際にも、金融引締が開始された後に株価は暴落しているからです。
例えば前回のQTが始まったのが2017年10月だったのですが、QT開始から3ヶ月後にS&P500は10%以上暴落しました。
また、2015年12月の利上げ局面でも、利上げ前ではなく利上げ発表後から株価が約15%暴落しました。
2004年6月の利上げ局面でも、利上げ発表前ではなく利上げ発表後に暴落していることを考えると、今回のQTに関しても、ある程度時間が経ってからさらなる暴落が起こるものと考えるのが自然だと思います。
2023年3月頃から株価は急上昇へ
今回の急速な利上げとQTによって、さらなる株安が引き起こされる公算が大きいですが、その結果、投資が手控えられ最終的にはインフレが抑制されると思います。
またCME Fed Watchによると、市場参加者の多くは9月までは0.5%の利上げを予測していますが、それ移行は通常の利上げ幅である0.25%に戻ると予測しています。
そして市場参加者の多くは2023年2月か3月頃には利上げが打ち止めになると予測しています。
過去を振り返ってみても、利上げが終わってから1年~1年半ほどは急速に株価が上昇していますので、2023年2月か3月に最後の利上げを行ってからは米国株が急上昇すると思います。
これからが本当の買い場
つまり、株価が急落する可能性が高いこれからしばらくの間が絶好の買い場と言えます。
多くの個人投資家は株価急落局面に投資を手控えると思いますが、このような時に投資を続けられるか否かで、数年先に多くの富を築けるか否かが変わると言えると思います。
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