副業で手っ取り早く稼ぎたい
起業したけど利益が上がらない
などと思っている人は多いと思いますが、どんどん価格を上げて単価を上げればそれが実現するはずです。
実際僕もサラリーマン時代に副業をしていたんですが、価格をどんどんいき単価を上げていった結果、年収2000万円、今はサイドFIREしてサラリーマンは辞めて、副業でやっていたビジネスを本業にして月間1100万円売り上げました。
安く売ってもお金持ちにはなれない
多くの人が手っ取り早く売上を上げようとするときに思いつくことは、安く売ろうとすることだと思います。
が、商品を安く売ったら金持ちに近づくことは難しいです。
なぜなら、価格で勝負しても大手に勝つことはできないからです。
中小や個人の場合は、大手よりも割高で売るべきです。
もちろん割高で売るとなると、買う人の数は多くはならないと思います。
買う人の数が多くはならない分、単価で補えば多くの利益を生むことができます。
付加価値をつける
しかし、大手が安く売っているものとほとんど同じようなものを高く売っても、当たり前ですが売れるわけがありません。
ほとんどの人が大手の安い方を買うからですね。
ではどうしたら割高でも買ってくれるようになるのかというと、付加価値をつけることです。
例えば飲食店の場合、味は大手のファミレスとほぼ同じだとしても、ファミレスよりも良い雰囲気のお店だったり、演出にこだわれば割高でも売れます。
監獄レストラン
僕が以前、監獄レストラン「ロックアップ」というお店が結構好きでしたが、ここは味は普通です。
しかし、「監獄」というコンセプトのもと営業しているので、個室が鉄格子だったり、お化けが襲ってきたり、面白い演出が至るところに散りばめられています。
味に演出という価値を付加することで、ファミレスよりも割高でもお客さんを入れることができるのです。
購入者が現れたらすぐに値上げ
とはいえ最初から高価格で売っても購入者が現れないことにはどうしようもありません。
そのため、販売実績がなにもないような場合は、最初は相場よりも安いか同じくらいの価格設定にしておき、ある程度購入者がついたら購入者の数に応じて価格を上げていくことがお勧めです。
例えば副業やフリーランスの人は、
等のクラウドソーシングサイトで仕事を請け負うことがあると思いますが、実績も評価もない人がいきなり高価格で販売しても誰も買わないと思います。
そのため、一定数販売実績と評価を獲得するまでは、相場よりも低い価格か相場くらいの価格で販売実績と評価を貯めます。
貯まった実績と評価に応じて価格を上げていけば、少ない販売数でも利益率を上げることができます。
僕の場合は、1人買う人がついたら〇%値上げすると決めてやっていたので、複利の力で今では相場の何倍もの価格で販売しても一定数の購入者がいる状態になっています。
この状態になれば、仕事自体もかなり楽になります。
なぜなら、購入者自体は減るので対応しなければならない件数も減るからです。
値上げしたら誰も買わなくなることはない
やはり副業を始めたての頃や起業したての頃とかは、
値上げしたら誰も買わなくなってしまうのでは
と怖くなって値上げできない人も多いと思います。
が、そんなことはありません。
もちろんいきなり3倍値上げするとか、極端な値上げは客もついてこれないと思いますが、ゆるやかに値上げする分には、客はついてきますし利益率が減るどころか増えていくことが多いです。
特に日本人はなかなか値上げできない国民性だと思います。
実際古い食堂などは、創業当時から変わらぬ値段を売りにしているお店なども多いですし、薄利多売をしたがる経営者も多いです。
大手なら、莫大な見込み客を抱えているので安売りしても利益を得られますが、中小や個人でビジネスをやっている人からしたら見込み客の数で言えば大手に勝てるわけがありませんから、それなりの価格設定にしなければ利益を十分に得ることなんてできないのです。
モノやサービスが売れる条件
そもそもモノやサービスはどうしたら売れるのかというと、
価値>価格
つまり、価値が価格よりも上回った時に売れます。
薄利多売をしたがる人は、価値を上げずに価格だけを下げるので売れるという理屈になります。
この場合は何度もお伝えしている通り、利益は薄くなります。
利益を上げるためには、価値を思いっきり上げれば価格も自然に上げることができるわけです。
人は価格が高いものを勝手に価値のあるものだと認識する
人は高いものを見ると、実態がよくわからなくても勝手にその商品が非常に価値の高いものだと認識する傾向にあります。
つまり、徐々に値上げをしていけば、買う人自体は減りますが、買わなかった人から見たらその商品の価値はどんどん上がっていきますから、値上げしても買ってくれている人たちが誰も買わなくなったら少しだけ値下げして売れば、今まで買わなかった人たちも買ってくれます。
さんざん値上げをした挙句に少しだけ値上げをして売っているので、相場よりも割高に新規の購買者を獲得することになります。
価格を上げることは、消費者にとっては多大なブランディング効果につながります。
実際僕もこのような売り方で、月に1100万円を売り上げることができました。
利益も売上とほぼ同額
よく
年商5億円です
とか言って自分の会社を誇示しようとする人も多いですが、年商5億円でも利益が1000万円しかなかったら大して儲かっているビジネスではありません。
少し前に僕がいた会社の僕が管理をしていた部署も、月間で5000万円弱、年商で言ったら6億近くの売上がありましたが、結構な広告費をかけていたので利益としてはその半分にも満たなかったと思います。
僕は会社にいた頃は、SNSを使って集客すればもっと広告費を抑えられて利益率が上がると何度も提案したのですが、上がSNSより広告という昔ながらの考えを変えなかったので、僕は副業で始めたビジネスでは会社でやりたくてもやれなかったSNS集客を徹底して行いました。
その結果、SNSだけでも十分すぎるくらいの集客はできており、独立した今でも広告は一切打っていません。
そのため、微々たる経費はかかりますが、売上のほとんどが利益となっています。
単価を上げられるだけ上げ、集客をSNSで行えば、月収100万円くらいでしたら何とかなるはずです。
まとめ
副業や起業するにあたって、提供するモノやサービスの値段を決めることになると思いますが、本気で利益を上げたいのであれば安売りはしてはいけません。
売れたら値上げするという基本スタンスのもと、スピード感をもって価格に反映させるべきです。
また、広告費をかけなくてもSNSを使えば簡単に集客することはできるので、ほぼ売上=利益にすることが可能です。
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