ふるさと納税の返礼品は色々ありますが、僕は旅行が好きなので、一つは旅行券とかがほしいと思いました。
それで探してみたところ、大分県別府市の指定されたホテルの宿泊補助券があったので、別府市にも寄付をすることにしました。
宿泊補助券とは、宿泊代が無料になるわけではなく、指定された金額が割引になる券です。
僕の場合は、ホテル代が15000円割引になる宿泊補助券をもらいました。
毎年3月に妻の職場が連休になるので、僕もその時期に有給休暇をもらって毎年旅行に行っています。
そんな感じで今年は別府に行ってきました。
本記事では別府温泉のおすすめスポットについて書いています。
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大分空港からタイムズカーシェア
別府は温泉街としてとても栄えているので、電車やバスなど、比較的交通の便も良いところでした。
でも、できる限り時間を有効的に使って回りたいと思ったので、大分空港からレンタカーを借りることにしました。
僕は普段からタイムズのカーシェアを使っているのですが、大分空港から徒歩5分もかからないようなところにタイムズのステーションがあったので、そこで借りることにしました。
2日間借りたのですが、最終的に支払った金額は12330円でした。
こちらは税込み、保険料込み、補償込み、さらにはガソリン代も込みの値段です。
ほかのレンタカー会社と比較してみたんですが、保険や補償まで込みで、ガソリン代も込みだとなかなかこの値段では借りられません。
しかも普通のレンタカーの場合は、借りるときに免許証のコピーを取って、書類を書いて、車体を点検してやっと出発できますが、タイムズの場合は入会時以外は借りる時の面倒な事務手続きは必要ありません。
サイトかアプリで予約して、車が停めてあるステーションに行ってカードを車体にかざすだけで出発できます。
しかも返却時に給油しなくてOKなので、かなり時間効率が良いです。
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Googleトラベルでプランを立てる
今はGoogleと連携しているスマホ等でホテルや航空券を予約すれば、Googleが勝手に認識してくれて、Googleカレンダーなどにスケジュールにもこんな感じで自動的に組み込まれます。
また、GoogleトラベルというGoogleのサービスにも自動的にホテルや飛行機の情報が自動的に取り込まれていました。
Googleトラベルに、人気の観光スポットTOP10が表示されていたので、その中から行ってみたいところを選び、近い順に回りました。
今回行ったところで、特におすすめなのが以下の通りです。
鉄輪むし湯
別府温泉の中でも、源泉の大半が集中している鉄輪(かんなわ)にある和風サウナです。
石でできた小部屋の中に薬草が敷き詰められています。
その薬草の上に仰向けになります。
床は温泉の熱で温められているんですが、ほんの数分仰向けになっているだけで大量に発汗します。
この受付のおばちゃんがとてもよくしゃべる人で、浴衣に着替えて入浴するんですが、僕が更衣室で全裸になっている時に急に入ってきたので焦りました。
それで
お兄ちゃん、入る前にお風呂で下半身を洗ってね!
といわれました。
浴衣を着ていてもちゃんと下半身は洗ってから入るので、衛生管理もしっかりできているので安心できますね。
入館料は700円ですが、基本的には浴衣で入るので浴衣をレンタル料が220円かかります。
あとタオルは必須なので持ち込むようにしましょう。
かまど地獄
別府には地獄が至るところにあります。
温泉地によくある見学スポットです。
別府地獄組合という組合に加盟している地獄を回る場合は、確実に地獄めぐり共通観覧券を買って回るのが良いです。
共通観覧券なら、別府地獄組合に加盟している地獄ならすべて入場することができます。
逆に一つずつチケットを買うとなると、一つ一つの地獄に見どころが多いわけではないので、かなり割高だと思います。
地獄めぐり共通観覧券は、別府地獄組合に加盟している地獄ならどこでも買うことができます。
別府地獄組合に加盟している地獄はすべてまわりましたが、その中でもおすすめの一つがかまど地獄です。
かまどと名のつく地獄なだけあって、鬼滅の刃とのコラボが多かったです。
こんな感じで撮影もできます。
ここでは温泉を飲むこともできます。
味は決して美味しいとは言い難い味でしたが、温泉たまごの匂いから想像できる味でした。
また、ガイドさんがいて、楽しく解説してくれます。
ほかにも、温泉の蒸気を吸入することができるコーナーがありました。
温泉の蒸気を吸入すると喉のウイルスを殺してくれる効果があるそうです。
地獄めぐりの中でも見どころが沢山あり、おすすめです。
海地獄
海地獄は、地獄めぐりの中でも一番お金がかかってるなあと感じました。
上の写真からもわかると思いますが、立派な日本庭園のような雰囲気です。
敷地も比較的広々としていて、敷地内にはギャラリーとカフェとお土産屋さんが入ったかなりきれいで新しい建物があります。
皇室の方々も来られているようで、地獄めぐりの中でも最も品のある地獄でした。
鶴見岳
別府には標高1374mの鶴見岳という山がそびえ立っています。
海地獄から車で15分ほどのところに別府高原駅というロープウェイの駅があります。
ロープウェイでたった10分で、標高1300m地点まで登ることができます。
1300mから見た景色は絶景なので、別府に行った際には鶴見岳に行くことをおすすめします。
ロープウェイは30分に1本間隔しかないので、車内は思っていた以上に混みました。
別府甘味茶屋
ランチは別府甘味茶屋というお店で、別府名物のとり天とだんご汁の定食をいただきました。
ここのとり天は絶品でした。
初めてとり天を食べたのですが、鶏の天ぷらなので食べる前は脂っこいイメージを抱いていました。
でも別府甘味茶屋のとり天はとてもさっぱりしていて、いくらでも食べられるような味わいでした。
この日の夕食はホテルでとったんですが、そこでもとり天が出てきました。
ホテルのとり天も美味しかったんですが、こちらは初めて食べる前のイメージ通りというか、少々脂っこい感じでした。
多分使っている部位が違うと思うんですが、お店によってとり天も全然違うようですね。
僕は脂っこいものはどちらかというと苦手なので、別府甘味茶屋のとり天はとてもおすすめです。
だんご汁は、串にささった団子をイメージしていましたが、実際は山梨のほうとうに似ている感じでした。
郷土料理っぽくてとても美味しかったです。
別府のランチは激戦区
ちなみに、ネットで評価の高いお店のランチは激戦区でした。
初日に、亀正くるくる寿司という回転ずし屋さんがオススメという記事を色んなサイトで目にしていたので、ここは絶対外れなしだろうと思って行ってみたところ、満席。
受付に名前を書いて呼ばれるのをひたすら待っていたのですが、1時間30分待っても呼ばれず、受付に行ってみてあとどのくらい待っているのかを調べたところ、まだ40組くらい待ちがいました。
どのくらい待つのか店員さんに尋ねたら、あと1時間以上と言われてギブアップしました。
翌日に別府甘味茶屋に行ってみたんですが、すでに満席で、40分待ちとのことでした。
前日の悪夢が頭をよぎったので、一応席の予約だけ取っておいて、近くの評価の良い東洋軒というお店に行ってみることにしましたが、こちらも1時間以上待つとのことでした。
別府の名店と言われているお店は本当に待たないと入れないところが多いようなので、開店前から並ぶか、予約ができるお店を予約しておくことをお勧めします。
結局、東洋軒をあきらめ、別府甘味茶屋に戻ったタイミングで呼ばれたので、前日ほど時間をロスすることなく食にありつけましたが、別府は東京の激戦区とはまた違った感じでした。
血の池地獄
血の池地獄は、ほかの地獄から少し離れたところにあります。そのため、先に鶴見岳に行ってから血の池地獄に行きました。
特徴的なのは、まさに血のような色をした温泉です。
実は温泉自体の色は無色透明だそうです。
泥の色が赤い色をしているので、血のような色に見えるのだそうです。
ここはお土産さんも広くて品揃え豊富なうえに、レストランも隣接しているのでおすすめです。
別府海浜砂湯
別府湾に沿って走る国道10号線沿いに、別府海浜砂場というところがあります。
別府海浜砂場では、砂風呂を体験できます。
砂は温泉で温められているので、とても暖かく気持ちいいです。
たぶん15分くらい入っていたと思うんですが、数分で汗だくになりました。
ちなみに砂にはレンタル浴衣を着た状態で入るので、男女混浴です。
出るときにシャワーを浴びて、しっかり砂を落としてから出ます。
髪が長い人は、シャワーキャップがないと髪の毛に砂が入ってしまってなかなか取れないのでシャワーキャップを使うことをおすすめします。
シャワーキャップの持ち込みはOKですし、受付でも販売しています。
また、ここもタオル必須なので、忘れないようにしましょう。
僕が行ったときはすぐ入れましたが、比較的混むようなので、時間帯で予約して待っている人も多いようです。
なのにもかかわらず、受付は未だにパソコンやタブレットを使わず紙とペンで行っているので、ほかのお客さんが受付の人とトラブルになっていました。
時間は15時ころだったんですが、
3時に3人で予約したんですがまだですか?
予約されていないようですが、お金は払いましたか?
お金は払ってないけど予約はした。もう2時間待ってる
このようなすったもんだを繰り返した挙句、お客さんが怒って帰ってしまっていました。
別府海浜砂場は別府市が経営しているところなので、受付をデジタル化した方がいいのになあと思いました。
場合によっては混むこともあるようなので、注意しましょう。
まとめ
ふるさと納税の返礼品にはオトクなモノやサービスがありますが、このように旅行券などの思い出作りは幸福度を上げてくれるものです。
モノは手に入れてからしばらくすると飽きてしまいますが、思い出は時間が経てば経つほどより美化されていきます。
本記事では、ネットで評価の高いところの中でも特に良かったところを厳選して紹介しました。
ほかにもふるさと納税でオトクな体験をした人がいたらコメントやDMなどで教えてください。
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