FIREを目指すにあたって、お金を増やすことにばかり目を向けがちですが、増やした分は納税しないと捕まってしまったり、多額のペナルティを支払わないといけなくなったりします。
そのため、副業などで年間20万円以上の所得がある人は確定申告をする義務があります。
僕はようやく、つい先日2022年提出の確定申告書の入力が終わりました。
結果、納税額が300万円を超えてしまいました。
それだけ稼いだ証ですけど、こう見ると日本の税金って本当に高いですね。
税理士に任せている人ならいいですが、Excelなどで自分で申告書を書こうとするのはかなり難しい、というかほぼ無理です。
僕は自分で申告書を作成しましたが、マネーフォワードクラウドを使いました。
マネーフォワードクラウドを使えば、Excelなどを使うよりはるかにラクに申告書を作成することができます。
なぜなら、銀行の入出金明細とクレジットカードの履歴を自動で取り込めることと、ほぼ自動で仕訳までやってくれるからです。
しかし、すべて完璧に自動でやってくれるのかというと、人力でやらないといけない部分もありました。
特にみずほ銀行口座を使っている人は、2か月前の1日までしか入出金明細が反映されません。
みずほ銀行の入出金明細は2か月前のまでしか取り込めない
例えば僕の場合、2021年8月からマネーフォワードクラウドを使い始めたので、6月1日以前の入出金明細が反映されませんでした。
これはマネーフォワードクラウドの問題ではなく、みずほ銀行のみずほダイレクトの仕組み上そうなっているからだそうです。
詳しくはみずほ銀行のHPをご覧ください。
つまり、マネーフォワードクラウドを使い始めた時期が3月だったならば、1月1日からの入出金明細が取り込めたということです。
これから会計ソフトにみずほ銀行の入出金明細を取り込もうとすると、2か月前の1日までの入出金明細しか取り込むことができません。
窓口で手数料を支払い郵送してもらう
僕の調べた限りでは、みずほ銀行の2ヶ月以上前の入出金明細を取り込む方法は、インターネットでは不可能です。
そのため、窓口に行く必要があります。
そのときに必要なものは以下の2点です。
窓口で用紙に必要事項を記入、捺印し、15分くらい待ったあと、手数料を請求されました。
具体的には発行手数料330円/1ヵ月(消費税等を含む)かかりました。
僕の場合、1/1から5/31分が必要だったのですが、間違えて6月分まで発行してしまったので、6ヶ月分で1980円取られました。
たかが入出金履歴をもらうだけで1980円は高すぎるんじゃないかと思いますが、しかもその場で入出金明細をもらえるわけではありません。
郵送で1週間〜10日ほどかかるとのことでした。
本当にたかが入出金明細をもらうだけなのに何でそんなに時間がかかるのか謎ですが、僕の場合は9日かかりました。
入出金明細が届いたら手入力
やっとみずほ銀行口座の入出金明細が届いたとしても、当然ながらそれで終わりではありません。
届いた入出金明細を一つ一つ確認しながら、マネーフォワードクラウドに手入力していく必要があります。
早いうちに準備しておかないと期限に間に合わなくなる
つまり、早いうちに確定申告の準備をしておかないと、納税期限までに納税できなくなり、最悪の場合、延滞税などのペナルティが課せられてしまいます。
確定申告の提出期限は3月15日までですが、所得税の納付期限も3月15日までです。
例えば3月になってから確定申告しようと思っている人は、みずほ銀行のように一定期間の入出金明細が取り込めなかったりした場合は窓口に行ってから1週間以上待たないとそれが届きませんから、それから手入力してとなると納税期限に間に合わないなんていうことも考えられます。
ほかにも、思っていた以上に納税額が高くて納付できる現金がないなんていうこともあるので、確定申告の準備は早いうちからやっておくことが大切です。
【関連記事】2022年も確定申告間近-無申告の場合借金地獄に陥ります-借金地獄に陥らないための方法
一番いいのは、日ごろからマネーフォワードクラウドで仕訳しておくことです。
そうすれば、確定申告ギリギリになって慌てることはなくなります。
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