子供がいるからFIREなんて到底無理
と嘆いている人をSNS上で見かけました。
が、結論から言うと子供がいてもFIREは全然可能だと僕は考えています。
具体的には、本業以外にも収入源を持つこと、つまり副業をすることによって子供がいてもFIRE達成は不可能ではないということです。
副業月収の平均は約6万円
マイナビ転職の調査によると、実際に副業で得ている金額は、月に平均5万9,782円だそうです。
つまり、副業をすることによってだいたい6万円くらいは稼げるということです。
本業月収の1割を投資
約100年前から読み継がれているお金の名著『バビロンの大富豪』には、
収入の10分の1を貯蓄せよ
と書かれています。
さらには
蓄えたお金を働かせよ
とも書かれています。
つまり、本業で稼いだお金の1割を投資に回しなさいということです。
多くの人は、
- 収入を得る
- 支出する
- 余ったお金で投資
という風に優先順位をつけがちですが、
- 収入を得る
- 投資をする
- 余ったお金で生活
という順番に考えると確実にお金が貯まります。
9.5万円を投資
国税庁によると、サラリーマンの平均月収は約35万円ですので、その10%となると35,000円です。
この35,000円に副業月収60,000円を足した95,000円を毎月投資に回すことができます。
20年で5400万円
例えばS&P500インデックスファンドに毎月95,000円を投資し、年利8%で運用できた場合、20年で資産が5405万円になります。
この計算は、こちらのサイトを使うと簡単にできます。
4%ルールで年間216万円自由に使える
米トリニティ大学が1998年に発表した「トリニティスタディ」によれば、
資産の4%だけを取り崩して生活すれば、30年後まで資産が残っている確率が95%以上になる
ということがわかっています。
つまり、資産が5405万円にもなれば、その4%の216万円だけを取り崩して生活するようにすれば、ほとんどの確率でお金が減ることはないということです。
年間216万円と考えると少ないように感じますが、言い換えれば月に18万円の収入があるのと同じなわけです。
足りない分を副業で補ったり、週2〜3日だけ働くなど、いわゆるサイドFIREなら再現性があることだと思います。
副業月収は青天井
前述のとおり、副業月収の平均は約6万円と書きましたが、あくまでこれは平均であって、これ以上を目指せないかと言われたらそんなことはありません。
むしろ副業月収は青天井です。
つまり、うまくいけば無限に稼ぐことができます。
僕自身も最初はせどりから始め、ウェブライティングなどを経て、何だかんだ本業の会社でやっていることを個人的にやってみた結果、最高で月に320万円稼ぐことができました。
結局、今は自分の持っているスキルをフル活用すれば稼げる時代だと思います。
僕が初めて起業した2000年代前半は、広告を打つのにも数万円〜数十万円かかっていましたが、今はSNSで誰でも集客できますし、決済までやってくれるプラットフォームも沢山あります。
できるかできないかではなく、やるかやらないかだけで大きな差を生むことは間違いありません。
副業月収が増えればより早くFIREできる
当然ながら、投資に回すお金が増えれば増えるほど、早くFIREできます。
例えば副業月収が平均の倍の12万円まで増えれば、本業からの35,000円を足して月に15万5000円を投資に回すことができます。
これを利回り8%で運用できれば、15年で5232万円の資産を築くことができます。
月に20万円を投資に回すことができれば、13年で5345万円ですから、副業で稼げば稼ぐほどFIRE達成にかかる時間は短くて済むわけです。
まとめ
子供がいるからFIREは無理だということはありません。
一日30分とかでもいいので、空いた時間に自分のできる副業を探してみてください。
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