この前、生まれて初めてゴールド免許になりました。
免許を取ってから苦節21年、ようやくたどり着いた最高の証です。
重大な違反はしたことありませんでしたが、毎回軽微な違反をしてしまっていたため、ゴールドを取るのに21年もかかってしまいました。
思い返せば鮫洲試験場で免許を更新した帰りに白バイに捕まったこともありましたし、横浜横須賀道路で母を助手席に乗せていたときにパトカーに捕まったこともありました。
さらにはスマホを買うときに免許の期限が切れていることを指摘されてうっかり失効していたことに気づいたことありました。
もちろん失効している間は乗ったりしていませんが、今なら考えられない理由でゴールドの機会を逃していました。
このブログの趣旨であるFIREに関する記事から大きく逸れましたが、結論から言うと、車はFIREを遠回りさせてしまいます。
都市部は車を持つ必要はない
公共交通機関が充実している場所での生活では、車を持っているとそれだけでランニングコストが多くかかります。
年式や車種にもよりますが、車検がある年は年間50万円以上かかることもあります。
僕は、もともとバンドマンだったので機材車として長年車を管理していましたが、駐車場代だけで月間3万円かかっていました。
それだけではなく自動車保険や車検などがあり、乗らなくてもとてもお金がかかります。
詳しくはこちらをご覧ください。
バンドマンを辞めてからは車に乗る機会も激減したので、車を手放したところランニングコストを大幅に抑えることができました。
土地柄的に車がないと生活できないような地域に住んでいる人はもちろん車はないといけないと思いますが、そのような地域だと駐車場代がかからなかったり、非常に安かったりするので都心部ほどランニングコストがかかりません。
でも公共交通機関は嫌い
満員の電車に乗りたくない
等という人もいると思います。
そのような人は以下の方法があります。
自転車を使う
都心部に住んでいるなら、自転車はかなり利便性が高い交通手段になります。
例えば仮に駅まで徒歩10分、電車で乗り換え一回ありで30分、計40分かかる場所に自転車で行くとすると、だいたい20分くらいで行くことができます。
駅までの徒歩の時間や、電車を待っている時間、乗り換えにかかる時間を短縮できるからです。
電動自転車も2万円台で買えるようになった
自転車は登坂がきつい・・・
と思って敬遠してしまっている人は、電動自転車をおすすめします。
電動自転車は、ひと昔前までは10万円くらいで売っていましたが、最近は中古なら2万円台でも手に入れることができます。
カーシェアを使う
僕はどうしても車に乗らなければいけない時はカーシェアを使っています。
レンタカーと混同して考えている人も多いと思いますが、結構違います。
すぐに出発できる
レンタカーは借りるときに事務所で受け付けしないといけませんが、カーシェアはそれが必要ありません。
- スマホで簡単に予約
- 車が置いてあるステーションに行く
- 出発
という流れなので、とてもラクです。
僕の家の近くでは、レンタカー屋さんが徒歩圏内に4件くらいありますが、どこも徒歩10分程度かかります。
それから事務手続きをしては初めて車に乗れるので、家を出てから出発まで30分前後かかってしまいます。
カーシェアの場合は家を出て、ステーションについたらすぐに出発できるので圧倒的な時短になります。
ガソリンを入れなくて良い
レンタカーはガソリン満タンで返却するのが鉄則ですが、カーシェアの場合は、ガソリンを入れて返す必要がありません。
もし自分が乗っているときにガソリンが少なくなってきてしまった場合は、車内にあるカードを使って給油する形になるので、ガソリン代もかかりません。
もしガソリンを入れた場合は、代金から割引してもらえることもあります。
15分単位で借りられる
レンタカーの場合は、各社で料金設定が違うと思いますが、多くは6時間単位です。
つまり10分しか乗らなくても6時間分の料金を払わなければいけません。
でもカーシェアの場合は、15分単位で借りることができます。
買い物やお迎えなど、ちょっとだけ乗りたい場合は乗った時間分だけ課金されます。
予約した時間より早く返却しても、乗った時間分だけ課金されるので、レンタカーよりはるかにオトクに車を借りることができます。
おすすめのカーシェア
おすすめは
です。
この2社は特にステーションの数が多いので、都内に住んでいる人なら、この2つの会員になっておけば車が借りたいときに借りられないということはほぼないでしょう。
車を持たないだけで1700万円増える
仮に駐車場代3万円分を年利8%で毎月投資した場合、10年間で約550万円になります。
20年運用した場合はなんと約1770万円になります。
この計算はこちらのサイトで計算できます。
都市部では車を持たないだけで、これだけの差が生まれますから、FIREするためには都市部では車を持たない方が圧倒的に有利です。
車の運転がリスク
車を運転すること自体がリスクと考えている人もいます。
例えば自分が運転している時に事故を起こしてしまったり、違反をしてしまった場合はリスクになり得ます。
軽微な違反でも、FIREを目指して一生懸命節約している人からしてみたら結構な痛手です。
警視庁ホームページによると、例えば一時停止を見落とししてしまった場合の罰金は7000円です。
もちろん一時停止を見落としてはいけませんが、どんなに完璧な人でもうっかりすることくらいは必ずあります。
罰金だけで済めばいいのですが、仮に一時停止を見落としてしまったことが原因で接触事故を起こしてしまった場合は罰金ははるかに上がってしまいます。
もちろん保険に入っていれば保険金が下りることもありますが、保険金で解決できる問題ならまだましです。
死亡事故にでもなった場合はFIREどころの話ではなくなってしまいます。
池袋の暴走事故で事故を引き起こした飯塚幸三氏は、禁固5年の実刑が確定しました。
もちろんこんな事故はあってはなりませんし、人生における5年間は長いです。
一瞬で積み上げてきたものが全部吹き飛んでしまいます。
幸福度を極端に下げないように
車を運転すること自体がリスクであることは間違いありません。
ただ
死ぬほどドライブが好きだ
運転できなくなったら精神錯乱状態になる
など、車を運転しないことにより幸福度を著しく下げてしまうのでしたら、安全に最大限配慮して運転すれば問題はないと思います。
FIREはそもそも人生の幸福度をあげるためにするものだと思います。
FIRE達成には節約が絶対に必要なことは間違いありませんが、それ以上に幸福度を一定以上維持することは大事です。
何が必要なお金で、何が無駄なお金なのかを整理したうえで、自分で道を選択していていくことが大事です。
まとめ
FIREを目指しているのであれば、都市部では車を持つ必要はありません。
車は持っているだけで多額のランニングコストがかかるからです。
車検がある年は年間50万円以上かかることもあります。
どうしても公共交通期間を使いたくない人は、自転車を使うかカーシェアを使うことをお勧めします。
運転するときは絶対に事故を起こさないように最大限配慮するようにしましょう。
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