FIRE、つまり経済的自立を達成するためには、
- 所得を増やす
- 節約する
- 投資する
これらをすべて習慣化して行わなければ無理です。
とくに早期リタイアを希望しているのであれば、普通に生活している人よりも貯蓄率に圧倒的に差をつけない限りは、結局定年まで働くことになります。
とはいっても、
何からはじめたらいいのかわかならい
やりたいけどなかなか重い腰が上がらない
という人も多いと思います。
そんな人は、環境を変えることをおすすめします。
本記事では、FIREするために環境を変えることの重要性と、具体策について書いています。
家は誘惑のかたまり
家で何かを始めようと思っても、ベッドがあったりソファがあったり、ネットがあったり、だらけるには最適な環境が整ってしまっています。
家で一人で作業するとなった場合、特に男性はポルノ画像や動画を見たくなってしまうことでしょう。
ネタではなく、ポルノは凄まじいエネルギーを使ってしまうので、それがあるだけで相当な時間も集中力も奪われます。
詳しくはこちらの記事に書いていますのでご参照ください。
性欲がFIREを3年遅らせる-性欲をコントロールして最短でFIREする方法
本気で何かに取り組みたいのであれば、これらからあえて遠ざかる必要があります。
選択肢が限られた環境を作ることが重要
ニューヨーク大学の心理学者アダム・オルター氏は、
「良い習慣を身につけるためには、良い選択をすることではない。選択肢が限られた環境に身を置くことだ。」
と述べています。
つまり、心理学者の立場からしてみても、欲望を抑え続けて物事を習慣化させるということは非常に難しいということです。
1日3時間だらだらしたら一年で45日無駄にする
実際に計算してみたのですが、1日合計3時間だらだらする時間を作ってしまった場合、1年間で45日という時間を無駄にすることになってしまいます。
45日あれば、小さいビジネスを1から作っても、うまくいけばマネタイズすることもできます。
単純な理屈ですが、本来10年でFIREできた人なら、だらだらしなかったら1年以上早くFIREできたということにもなります。
人生のうちで1年のロスは相当大きいです。
環境を変える具体的な方法
では環境を変えるにはどうしたらいいのかというと、先にお金を払って、周りにも同じような目的を持った人がいる環境に身を投じることです。
スポーツチームがより強くなるために合宿をするのも、一時的ですが環境を変えてレベルを上げることにつながっています。
とは言え、一人で合宿に行くのも大変なので一人で環境を変えるならば以下のような選択肢があります。
- カフェに行く
- コワーキングスペースを契約する
カフェに行く
近所に居心地のいいカフェがある人は、カフェにPCを持ち込むなどして作業をすると集中できます。
僕もたまに近所のスタバで仕事をしています。
カフェに行くと、周りも仕事をしている人も多くいるので、一定の緊張感が出て作業に集中できます。
最近はコンセントを使っていいお店も増えてきているので、ある程度の長居には最適です。
また、お金を払って入店しているので、
お金を払ってしまった分やらなきゃもったいない感
が沸きます。
これはスポーツジムなども同じです。
家で筋トレをしようと思っても続かない人が多いですが、ジムなら周りに同じように筋トレしている人がいるので、そこに行ったらやらざるを得ない、お金を払っちゃってるのでやらなきゃもったいないと思えるので続けられます。
最初はしんどくても、続けているうちに習慣化されて、やらないと気持ち悪いと思うようになります。
コワーキングスペースを契約する
より集中したい人はコワーキングスペースを契約することをおすすめします。
コワーキングスペースとは、共有できるオフィスのことです。
ここ最近テレワークの普及により、店舗数が非常に増えてきました。
オフィスの物件を借りるとなると相当なコストになってしまいますが、コワーキングスペースの場合は手ごろな値段で充実したオフィスを借りることができます。
会議室を使えるところも多いですし、プリンターなどオフィス機器やオフィス家具は一通りそろっています。
それ以外にも下記のようなメリットがあります。
住所を使える
例えば起業した場合などに住所を公表しないといけない場合、コワーキングスペースの住所を使うことも可能な店舗が多いです。
会社を設立する場合も、コワーキングスペースの住所で登記することもできる場合が多いです。
周囲の目を気にしなくていい
カフェで作業する場合は、2~3時間なら居ても何も言われることはないと思いますが、半日とか丸一日とかいる場合は、さすがに何か言われたり追加で注文しなければならないこともあると思いますが、コワーキングスペースならそんなことを気にする必要はありません。
好きなだけ仕事に集中できますので、仕事をする環境としては最適です。
全集中できる
カフェの場合は、仕事目的ではない人も多く訪れます。
例えば奥様同士がお茶しに来ている場合などは、そっちの雑談に気を取られてしまう場合もあります。
でもコワーキングスペースなら、周りの人は全員仕事をしにきていますので、カフェと比べて集中度合が全く違います。
新たな交流が生まれてビジネスチャンスが生まれやすい
コワーキングスペースは、基本的に共同スペースで仕事をするため、一人だけで仕事をしている場合とは違い、新たな交流が生まれやすくなります。
コワーキングスペースには多種多様な業種や目的を持った人が仕事をしています。
本格的にビジネスをやっている人もいれば、これからFIREを目指すために副業をしている人も多くいます。
このような人たちと接触する機会が増えるので、交流が生まれて情報交換することができ、スキルアップやビジネスチャンスにつながる場合が多いです。
実際、休憩スペースなど交流が生まれやすく設計を工夫しているところも多いです。
僕も人見知りですが、コワーキングスペースを使うでかなりの交流関係を広げることができました。
コワーキングスペースの探し方
コワーキングスペースは都心部を中心に全国各地にあります。
Hub Spaces(ハブスペ)というサイトを使えば、条件にあった最適なコワーキングスペースを見つけることができるのでおすすめです。
まとめ
FIREをしたいけど副業が面倒くさい、副業を始めてみたけど続かないという人は環境を変えることをお勧めします。
家は誘惑の塊なので、カフェやコワーキングスペースを活用すると集中できるはずです。
特にコワーキングスペースなら、副業をするには最適な場所なのでおすすめです。
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