僕はこの度サイドFIRE達成をすることが決まり、今の会社を退社後は副業として始めたビジネスを法人化したので、自分の会社からの収入をメインに生活していくつもりです。
会社を作るのは書類を揃えて資本金を用意すれば、あとは税理士事務所がすべてやってくれたのでとても簡単でした。
しかし、法人口座が全然作れなくて今かなり手こずっています。
最初に申し込んだ住信SBIネット銀行からは、申し込みから1週間ほどで法人口座を作れないとのメールをもらいました。
つい先ほど、2日前に法人口座開設を申し込んだ西京信用金庫の担当者さんから電話があり、法人開設を断られました。
定款に投資に関する文言を入れたので法人口座を作れなかった
今から2日前に、西京信用金庫の窓口で法人口座開設の申し込みに行きました。
そこで会社の登記簿や印鑑証明、定款、税務署に出したもろもろの資料、僕個人の免許証などを提出してコピーを取られました。
この時提出した会社の定款に問題の内容が、法人口座を作れなかった理由だったようです。
その時受け付けてくれた方は、
今法人口座開設の担当が不在でして、後ほどお電話でご連絡します。
とのことだったので、しばらく待つことにしました。
2日経って担当者さんから電話がかかってきて、以下のような問答をしました。
定款を拝見しましたが、WEBサイトの運営や広告業務をやられているのですね。
はい。
定款に書かれている「国内外の株式、通貨、外国為替その他金融商品に対する投資」というのはどういった業務なのでしょうか？
資金をただ貯金しておくより、株式などの資産にして保有しておけばお金が自動的に増えると思ったので、投資についての文言を記載しています。
なるほど。当行ではそのような業務をされている会社様の口座はお作りすることはできません。
と断られました。
僕は担当者さんに伝えた通り、ただ銀行預金として資産を持っているよりも、米国株などで持っていた方がお金が増えるので、自分の会社から得た利益のほとんどを投資するつもりでいます。
そのことを会社設立の前に税理士事務所でも話していたので、税理士事務所が定款に株式投資についてのくだりを書いてくれたのです。
実際に株やFXでトレードして稼ぐというつもりではなく、ただ米国株などをガチホして勝手にお金が増えていくように証券会社も法人口座を作るつもりでした。
そのことを説明してもそれが本当かどうかを証明することが難しいのが現実です。
どうやら信用金庫の側から見たら不正に得たお金をプールさせるための手段として口座を作ろうとしていると思われたのかもしれません。
法人口座はなかなか作れない
ネット上には
ネット銀行や地方銀行、信用金庫などは法人でも口座開設の審査が緩い
などと書いてあることが多いですが、全然そんなことはなく、実際やってみるとたかが口座を一つ作るのにこんなに時間がかかるとは思ってもいませんでした。
通常、法人口座を作れない理由は銀行側は明かさないもののようです。
最初に住信SBIネット銀行の口座を申し込んだときは口座を作れなかった理由を明かしてもらえませんでしたので、どこをどう直せばいいのかもわかりませんでした。
その点、西京信用金庫は口座を作れなかった理由を一つでも明かしてくれたので、今後どのように法人口座開設の申込みをするかを再考するできるチャンスだと思うようにします。
昔はメガバンクでも一発OKだった
僕は大学卒業後に、一度法人を作ったことがあります。
今から約20年くらい前のことでしたが、法人を作ったあと、そのとき住んでいた家の近くに今の三菱UFJ銀行があったので、
ここでいいや
的なノリで三菱UFJ銀行に法人口座開設の申込みをしました。
僕はまだ当時20代前半で、法人を作ったばかりで特に売上もなかったので、今だったら100%法人口座を作れなかったと思いますが、そのときはあっさり特に審査とかもほとんどなく簡単に法人口座を作ることができました。
今は振り込め詐欺が横行したり、資金洗浄先の口座として法人口座を使う輩が増えたために法人口座はなかなか作れないのが現実のようです。
まとめ
法人口座を作るのはなかなか難しいのが現実です。
定款に、投資という文言が入っているとダメな金融機関もあります。
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