今、日米ともに株式相場が不安定になっています。
もちろんこのような相場では精神的にも不安定になっても仕方がないと思います。
FIREするとなると一生相場と付き合わなければいけなくなりますから、暴落があろうとなかろうと、メンタルの状態をフラットにしていなければ、いつかはストレスで心身ともにダメになってしまいます。
本記事では相場が気になって仕方がない人の対処法を書いています。
右肩上がりになることは確定
米国株インデックスや全世界株式インデックスをコアに投資しているのであれば、株価は右肩上がりになることはほぼ確定しています。
過去にも細かい暴落はあれども、必ず相場は回復しただけでなく、過去最高値を更新し続けてきました。
そのため、短期的には含み損を抱えたとしても必ず回復することを念頭に置いておけば、余計なストレスを抱えずにすみます。
残念ながら個別銘柄や日本株は必ず回復してきたわけではありませんが、無難に米国株インデックスや全世界株式インデックスをコアに投資しているのであれば、長い目で見れば心配には及びません。
相場を気にしないトレーニング
特に初心者の場合は、株価チャートが気になって仕方がないのはよく理解できます。
僕も株式投資を始めたころは、チャートが気になりすぎて居ても立っても居られないような状態でした。
でもこれは相場を気にしないトレーニングをすれば改善できます。
ETFではなく投資信託を買う
ETFの場合はリアルタイムで値動きしますので、5分経ったらまたチャートを見て…を繰り返してしまいがちです。
投資信託は1日1回しか値動きしませんから、いくらチャートに張り付いていても1日に何回見ても変わることはありません。
チャートに張り付きがちな人は投資信託に乗り換えをおすすめします。
例えばVOOを保有している人は、
SBI証券のSBI・V・S&P500に乗り換えればいいと思います。
SBI・V・S&P500の投資先はVOOなので、運用利回りなどはほとんど変わりません。
また、ETFのようにリアルタイムで売買できませんから、必然的に長期投資を前提として考えられるようになります。
1日30回チャートを見ていたのが1回になるだけで、メンタルの健康状態はかなり回復するはずです。
投資以外のことをメインで考えるようにする
FIREを目指すのであれば、長期的に増え続ける米国株インデックスや全世界株式インデックスに投資するのが無難です。
インデックス投資なら放っておけば勝手にお金が増えていきますので、頭の中の思考のシェアを投資以外のことでいっぱいにすると、多少の暴落でもメンタルが削られることもなくなっていきます。
短期間で10倍にはなることはほとんどないけど、長く安定して利益を得られる投資手段はインデックス投資以外にはなかなかありません。
例えば僕は、投資のことを本気で考えるのは月に1回程度にしています。
短期投資や10倍株を探すメンタル力がないからです。
それ以外の時間を副業に注力し、副業で得たお金のほとんどを投資に回すということをやっています。
また節約に注力するだけでも、かなりのエネルギーを必要とします。
例えばいまだに10年前から携帯電話の料金プランを変えていないのであれば、楽天モバイルに変えるだけで携帯料金が数分の1程度に抑えることができます。
ほかにも無駄なサブスクリプションを解約したり、家の更新が近いならもっと安い家賃の安い物件を探したり、FIREを目指す上でやるべきことは沢山あります。
株以外のことに目を向けて、株のことは月に1回程度考えるようにしていけばメンタルも安定して過ごすことができるはずです。
まとめ
FIREを目指す人の中には、
働きたくないからFIREしたい
と思っている人も多いと思いますから、副業とか面倒くさいことはしないで投資だけで楽してFIREしようと思っている人も多いと思います、
でも正直楽してFIREは絶対に無理です。
完全にFIREするためには、年間の生活費の25倍貯めなければいけません。
インデックス投資をコアにやっていれば投資でやることはほとんどありませんから、投資以外のことに集中しましょう。
余ったエネルギーを、副業や節約に集中すれば、相場が大きく下落しようと上昇しようと安定したメンタルを維持できるはずです。
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