このかめおぶろぐは現時点では有料化する予定はありませんが、僕は課金をすれば記事を読める仕組みを使ったブログを、ほかに複数運営しています。
課金ブログの中でも一番メジャーなのがnoteですが、昨今の副業ブームに乗ってほかにも課金ブログは存在しています。
その中でも、一番おすすめできないのがFC2のマガブロという課金ブログです。
課金できない謎の期間がある
FC2は通常のブログに課金できる仕組みとして、マガブロというサービスがあります。
このマガブロは、アカウントを作成してから数日間経たないと課金できるようになりません。
noteなどのメジャーな課金ブログは、アカウントを作成したその瞬間から有料記事を公開することができます。
しかし、マガブロの場合は、有料記事を書いてもその日は課金できないので、読みたい人がいたとしても当然読むことができません。
ではいつ課金できるようになるのかというと、それもはっきりと書かれていません。
翌日になっても課金ができるようになっておらず、数日待ってみても状態は変わりませんでした。
しびれを切らして運営に問い合わせをしてみると、
課金ができるようになりました
という返信があり、ようやく課金できるようになりました。
月刊マガブロと単体コンテンツを間違えると大損する
実際にマガブロを使ってみると、他の課金ブログに比べて圧倒的に非常に使いづらかったです。
マガブロの記事は
- 「月刊マガブロ」
- 「単体コンテンツ」
に分かれるのですが、それぞれ以下のような違いがあります。
- 月刊マガブロ 購入された月に更新されたマガブロ記事すべてを閲覧できる
- 単体コンテンツ 購入した記事単体のみ閲覧することができる
つまり、単体コンテンツのみを販売したいのに、間違って月刊マガブロを選んで記事を書いてしまうと、一度課金したら一ヶ月間読み放題になってしまいます。
この設定も非常に分かりづらくなっていて、細かく読まないと書く側も確実に間違えて書いてしまうことになります。
単体コンテンツで稼ぎたい人にとっては大きく利益を損なう恐れがあるので、マガブロはまったくおすすめできません。
noteなどにも、定期購読マガジンという機能がありますが、とてもわかりやすいので、間違えて書いてしまうことはまず考えにくいです。
売上が米ドルで支払われる
マガブロの記事の支払方法は、FC2ポイントで支払う方法があります。
購入者がFC2ポイントで支払った場合、なぜか売上は米ドルで支払われます。
そのため、米ドルを受け取ることができる銀行口座を持っていないといけません。
僕は最初、PayPay銀行の口座を登録しましたが、後になって
PayPay銀行の口座では売上金を受け取れない
とFC2の運営から連絡がありました。
それでやむを得ずにみずほ銀行の口座を登録しました。
みずほ銀行の場合、FC2から米ドルでの入金があると、みずほ銀行の外為の部署から毎月電話がかかってきます。
電話の内容は
米ドルでの入金がありますが、これは何ですか?
的な感じです。
FC2の有料ブログの収益です
と答えると
では取引内容がわかるものを送ってください
と言われて、FC2管理画面にログインして取引明細をスクショしてメールで送ります。
すると
確認しました。お振込み致します。
という流れで振り込まれます。
毎月マガブロの売上がある場合は、毎月電話がかかってきて、このやり取りをします。
たまに
米ドルでの入金がありますが、これは何ですか?
と聞かれて
FC2の有料ブログの収益です
と答えると
ああそうですか。すぐに振り込みます。
と、明細を送らなくてもOKな人から電話がかかってくるパターンもあります。
みずほ銀行の銀行員さん的には、厳しく追及しなくてもいいけど外国通貨の入金があったらとりあえず確認してねっていうマニュアルがあるんだと思います。
とはいえFC2から米ドルでの入金があると毎月みずほ銀行から電話がかかってくるので、さすがに面倒くさくなって
多分毎月米ドルでの入金が同じところからあるんですけど、毎月このやり取りをしなきゃいけないんですか?
と聞くと、
すみません、形式上やらないといけないんです。
とのことでした。
米ドルでお金を受け取る場合はこれだけ面倒くさいのですが、みずほ銀行の場合、1件あたり2500円の受け取り手数料がかかります。
報酬を受け取るのが面倒くさい上に、1件あたりの手数料が高すぎるので、メリットが非常に少ないと言えます。
支払が遅すぎる
マガブロで売上が発生し、FC2ポイントで決済された場合、その売上が支払れるのが15日よりも前であれば、翌月末に支払われます。
16日以後だと、翌々月の末に支払われます。
つまり、早くても1ヶ月半、場合によっては2ヶ月以上待たないと報酬を手にすることができません。
noteの場合は当月中に振り込まれますし、codocの場合は早くて1週間前後で振り込まれますので他社のサービスと比べても圧倒的に遅いと言えます。
誰が買ったのかわからない
マガブロの記事が売れたところで、誰が買ってくれたのかがわかりません。
そのため、お礼の連絡をしたくてもできません。
また、誰が買ったのかがわからないと、マーケティング戦略が立てづらいです。
なぜなら、購入者が新規顧客なのかリピーターなのかで立てる戦略はまったく変わってくるからです。
noteやcodocなど、他社サービスの場合は誰が買ったのかが把握できます。
codocが一番おすすめ
課金ブログは色々試しましたが、一番お勧めできるのがcodocです。
ほかの課金ブログとの大きな違いは、ワードプレスやライブドアブログ、はてなブログなど、もともと課金機能がついていないブログに課金機能をつけられる点です。
つまり、普通のブログで簡単に有料記事を書くことができるようになるのです。
使い方もとてもシンプルで簡単です。
これだけです。
しかも前述の通り、報酬の支払いがとても早いです。
課金ブログはnoteが圧倒的にメジャーだと思いますが、ネット上には以下のような噂が多数書き込まれています。
僕はnoteのアカウントも持っていますが、今のところBANされたことはありません。
しかし、自分ではルールを守って運営していたとしても、プラットフォーム側からしてみたらルール違反に思われるようなこともありえなくはないので、noteを運営している人は注意が必要です。
まとめ
ここ最近、誰でも簡単に有料記事を書けるプラットフォームが増えてきました。
その中でもFC2が運営するマガブロだけは使わない方がいいです。
有料ブログを始めるなら、codocをおすすめします。
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