1月の米国相場は、小型株を中心に一時的に暴騰することが多いです。
これを1月効果といいます。
この1月効果を狙えば、短期間で高い利益を得ることができます。
税金対策が原因
年末に含み損を出している銘柄を売ることによって節税効果があります。
株式投資で利益が出た場合、その分税金として持っていかれます。
年明けまでに損失を確定してしまえば、その年に得た利益と相殺することができるので節税になります。
節税目的で手放した銘柄を、年が明けてから買い戻す投資家も多いので1月は株価が上がりやすいと言われています。
ボロ株がメイン
どんな株が1月効果候補になるのかというと、投資する価値がないボロ株が中心になります。
考え方としては年末時点で損失を出している株ですから、普通に考えたら投資する価値がない株です。
また、比較的IPOされてから期間が短い株ほど妙味があります。
「インベスターズ・ビジネス・デイリー」紙の創設者ウイリアム・オニールによると、上場企業の株価上昇の大部分は、IPOしてから数年以内にテンバガー達成することが多いそうです。
したがって1月効果を狙うのも、IPOして間もない会社にフォーカスしたほうが良いでしょう。
短期決戦がポイント
そのため、投資して株が暴騰したらすぐに売らないといけません。
もっと上がるんじゃないか
と、そのまま持っているとあっという間に下がっていき、二度と上がることはありません。
基本的に投資する価値がない株なので、目安としては1~2日程度保有して上がったら売る、1月中旬に差し掛かっても上げる気配がなければ含み損があったとしても必ず売ってください。
集中投資は絶対NG
この1月効果狙いの投資で、資産の大半を集中的に投資するのは危険です。
確かにうまくいけば一気に資産を増やすことができます。
しかし基本的には投資する価値のない株に対して投資するものですから、万が一1月に暴騰しなかったら、もう元の株価に戻ることは考えにくいので大きく資産を減らしてしまうことにもなりかねません。
そのため、1月効果狙いで投資をする場合は、総資産の1割を上限にすることをおすすめします。
僕も
- S&P500インデックス45%
- 全世界株式インデックス45%
- 暗号資産5%
- 1月効果狙い5%
くらいを目安に考えています。
具体的な1月効果候補銘柄
僕が考える1月効果の候補銘柄のティッカーシンボルは以下の通りです。
VRM
ご覧の通りIPOされてから間もない銘柄ですが、ひどいチャートです。
GDRX
こちらもIPOされてそんなに経っていませんが、ボロ株と言っていい株です。
PRLD
こちらもIPOされてそんなに経っていないボロ株です。2021年1月に暴騰しています。
ほかにも沢山あるのでぜひ探してみてください。
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