もともと貧富の格差は社会問題ではありましたが、新型コロナウイルスの影響で貧富の格差がさらに拡大しました。
投資をしていた人はさらに資産を拡大させた一方で、現金しか持っていなかった人は毎月入ってくる給料分しか増えなかった、もしくは資産を大きく減らした人も多かったようです。
東京都心部でも、住むエリアによって大きな所得格差があるようですが、格差社会で負けないためには投資をすることが一番の最適解です。
4割が年収1000万円以上のエリア
NEWSポストセブンの記事によると、港区麻布永坂町は年収1000万円以上の世帯(推定値)が4割を超えているそうです。
実は僕は港区の出身ですが、僕の住んでいたエリアは決して富裕層ばかりというわけではありませんでした。
実際僕も富裕層の生まれではありません。
同じ小学校には都営住宅や社宅から来ている子が大半でしたし、車を持っている家庭は僕の記憶する限りでは一世帯もなかったと思います。
ただ、ぶっちぎりで金持ちだった子もいました。
その子の家は、その子のお爺ちゃんが経営する会社が入っている自社ビルの最上階ワンフロアでした。
しかも庭付きでした。
でもその子を除けば、至って普通の家庭の子ばかりだったので、同じ港区でもかなりの差があるんだろうなと思います。
新宿区民は年収が低い?
同じくNEWSポストセブンの記事によると、新宿区は家賃が高い割には年収200万円未満の世帯が20%を超えているのだそうです。
外国人が多く住んでいたり、水商売の人が多く正確な数値を把握できていないから、年収200万円が20%超えという数値になっちゃっているそうなんですが、実は僕は今新宿区在住です。
東日本大震災のときは家賃5万円の神田川沿いの木造アパートに住んでいたんですが、たぶんもっと家賃の安いアパートがあのエリアは密集しています。
その一方で西新宿エリアはタワマンが建てられまくっています。
東日本大震災のあと、僕は妻と同居するために神田川沿いから西新宿エリアに引っ越したんですが、徒歩圏内に少なくとも5〜6のタワマンがあります。
そのうち2つくらいはこの10年の間に建てられたものです。
ちなみに僕の住んでいるマンションはごくごく普通のところでお手頃の物件なので富裕層が住んでいるかどうかはわからないですが、同じ新宿区内でもエリアによってかなり所得格差を感じます。
年収1400万は低所得者?
日本一さてここまで年収1000万円クラスが港区麻布にはゴロゴロいるなんて話を書いてきましたが、サンフランシスコに比べたら年収1000万円は低所得者層と思われるかもしれません。
日本経済新聞の記事によると、
米住宅都市開発省の調査では、サンフランシスコでは年収1400万円の4人家族を『低所得者』に分類した。厚生労働省によると、日本の2017年の世帯年収の平均は約550万円、1000万円を超える世帯は10%強に過ぎない
2019年12月12日付日経新聞オンライン版より引用
とのことです。
つまり東京都心で、エリアによって貧富の格差が激しいと思われるかもしれないけれども、サンフランシスコと東京都心では比較にならないということです。
格差をなくすには投資
貧富の格差を無くすには投資することが賢明です。
コロナショックで相場は暴落しましたが、半年もしないうちにもとに戻るどころかこの2年の間にS&P500指数は過去最高を何度も更新しました。
銀行にしかお金がない人と、普段から投資をしている人とではこれからも格差が生まれることは間違いありません。
さらに物価上昇から大切な資産を守るには、投資が最適解です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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投資したいけど具体的に何から始めていいかわからない人はこちらの記事をご覧ください。
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