僕は今は株式投資の評価益だけで220万円以上ありますが、株式投資を始めたころはほとんど利益が出ませんでした。
その理由は、
- 何も勉強せずに投資を始めたこと
- 日本株の個別銘柄しか買わなかったこと
- 少額でしか買わなかったこと
これらが挙げられます。
【失敗要因1】何も勉強せずに投資を始めた
投資を始めたころは、投資してお金を増やすためには、
ただ株価が上がりそうなチャートの株を適当に買えば儲かる
と勝手に思い込んでいました。
でも全くダメでした。
まず買った銘柄が何をしている企業なのかも理解してない上で買っていました。
今思えば、やっていたことは馬券を買うのと同じ感覚でした。
まさにギャンブルでした。
当たり前ですが、この方法でお金が増えたこともありましたが、トータルでは全然マイナスでした。
【失敗要因2】日本株の個別銘柄しか買わなかった
ただ漠然と
株式投資をしよう!
と思って証券口座を開設した日本人の多くは、日本株の個別銘柄を買おうとすると思います。
僕もそうでした。
でもこれで勝つことはすごく難しいことです。
まず株価チャートが右肩上がりに推移している銘柄を見つけることだけでも大変です。
日本取引所グループのホームページによると、2021年11月5日時点で国内に上場している企業は3786社あります。
その中から株価が上がる見込みの銘柄だけを選ぶというのは、何も知識がない人にとっては至難の業です。
実際にはスクリーニングを使えばある程度自分の条件にあった銘柄を探し出すことはできますが、株式投資初心者にとってはスクリーニングで入力するときに使う用語の意味もわかりません。
そのため、投資初心者のころは適当に株価が安い銘柄を買っていました。
もちろんただ株価が安いだけの銘柄などが値上がりするわけもなく、全然勝てませんでした。
【失敗要因3】少額でしか買わなかった
ひと昔前までは、日本株の個別銘柄を買うためには、どの証券会社も100株単位でしか購入することができませんでした。
つまり1株10000円の銘柄を買うためには100万円必要だったわけです。
しかしここ最近では、1株単位で取引ができる証券会社も増えてきています。
つまり1株10000円の銘柄を買うために必要なのは10000円のみになります。
これを「単元未満株」というのですが、僕は2018年の5月に日清紡を単元未満株で55809円で購入しました。
この頃もまだ株式投資についてろくに勉強していなかった頃です。
株価チャートだけを見て買った結果、高値掴みをしてしまいました。
株価は半値までに下がり、それから3年半たちましたが、いまだにマイナス45%近辺をウロウロしています。
上のチャートが日清紡のチャートなんですが、赤丸の部分で買ってしまって今に至ります。
3年半にわたって保有しているので、配当は定期的に入ってきます。
たとえ単元未満株の場合でも、持ち株数に応じて配当は支払われます。
それはいいのですが、小銭程度でしか入ってきません。
直近の配当利回りは3.28%なんですが、少額で投資したから直近の配当金もわずか419円です。
もちろんこの配当金は毎月入ってくるわけではありません。
年に2回でこの額ですから、配当金だけで元を取るにはかなり無理があります。
もちろん銘柄選びの時点で間違っていたのですが、配当金目当てで買っていた場合は5万円程度の投資では少なすぎるということを学びました。
投資の王道はインデックス
じゃあどうすればいいのか?というと、やはり米国株インデックス投資、もしくは全世界株インデックス投資が王道です。
このブログでも過去何度もおすすめしてきましたが、やはりこれ以上に簡単で分かりやすく、そしてお金が着実に増えていくものはないと思います。
僕は米国株インデックス投資と全世界株インデックス投資は両方やっていますが、これにシフトチェンジしてからは一気に資産を増やすことができました。
本格的にインデックス投資にシフトチェンジしたのが、2021年1月なんですが、明らかにお金の増え方が変わりました。
また2021年初め頃からコツコツと副業を始めたのですが、それが思った以上にうまくいき、稼ぐ力がバグりました。
たんたんと同じ金額を積立投資している人と比べたら爆発的にお金が増えているのは、その影響が大きいです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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まとめ
投資をやみくもに始めても利益は出ません。
特にとりあえず証券口座を作った人は日本株の個別銘柄に投資しがちですが、なかなか思うように勝てないと思います。
投資の王道は、米国や全世界株式などのインデックス投資が最もおすすめです。
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