僕は2021年は本厄でしたが、厄払いをしたためか、とても良い一年でした。
とても良いどころか人生の転機となるほどの一年でした。
2020年の年収は550万円ほどでしたが、2021年は本厄なのにもかかわらず会社からの給料が600万円、投資のリターンが270万円、副業売上が1700万円と、一年前からしてみたら考えられない利益を生みました。
その前の本厄の時は厄払いをしなかったのですが、地獄のような一年でした。
僕はスピリチュアルなことは疎いですが、僕の経験から、厄払いは必ずするべきだと思っています。
本記事では厄祓いをした時としなかった時の違いと、厄年の根拠について書いています。
前回の本厄は人生最悪の一年
前回の本厄は24歳のときでしたが、人生で最悪な一年でした。
ざっくりいうとこんな感じです。
- バンドが解散
- 解散ワンマンライブ当日に入院してライブが延期
- 延期にかかった費用は僕持ち
- 長年付き合っていた彼女と破局
バンドが解散
僕は最終的にはメジャーデビューまでいきましたが、この当時やっていたバンドはメジャーデビューはしていなかったけど、音楽雑誌などには取り上げられたりツアーを回ったりしていたので、マニアックな人なら結構知っている人もいるような存在でした。
そんなバンドが解散ライブをするとなったわけですから、一大事です。
僕はその当時、そのバンドの所属事務所も所属事務所の経営もしていましたので、バンドが解散するということは死活問題です。
とはいえ最後に少しでも未来につなげるために、解散ワンマンライブを取り決めました。
それに向かってリハーサルを繰り返していきました。
解散ワンマンライブ当日に入院してライブが延期
解散ワンマンライブの前日の夜から体調が急変しました。
40度を超える高熱と、激しい腹痛、下痢といった症状があり、近所の総合病院の急患に駆け込みました。
40度を超えるとまともに歩くこともできませんから、院内では車椅子移動でした。
医師の診断では、急性腸炎でした。
直ちに入院が必要だといわれました。
僕は翌日に解散ワンマンライブが控えていますから、医師に
入院は翌日まで待ってください
と嘆願したのですが、ドクターストップがかかり入院。
当然ながら予定していた日にワンマンライブをすることはできませんでした。
延期にかかった費用は僕持ち
結局その日は集まってくれたお客さんの前にはほかのメンバーが立ち、今日はワンマンライブできないということと、それに至った経緯を説明して終了しました。
後日同じ場所でワンマンライブをやったのですが、会場を2回借りたことになりますから会場費だけで2倍かかったわけです。
会場費以外にも諸々費用がかかりましたが、僕の体調管理の不行き届きが原因のため、僕が払うしかありませんでした。
またこの日地方から来て、延期した日には来れなかった人も多数いたことを知り、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになり地獄のような気分を味わいました。
入院が決まった時点で延期の発表ができればよかったんですが、ギリギリまで医師と交渉していたため、発表が当日になってしまったのです。
そのせいでメンバーやお客さんはもっと地獄のような気分を味わったことでしょう。
今思い返しても悔しくてたまりません。
長年付き合っていた彼女と破局
バンド解散の直後、長年付き合っていた彼女に突然別れを切り出されました。
本音は最後まで聞けませんでしたが、最後の最後にとどめを刺された気分でした。
これらが前の本厄の年にすべて起こったのです。
厄払いしたら人生が変わった
以上のことを教訓に、
次の厄年は絶対に厄払いしよう
と心に誓いました。
それが2021年でした。
僕は無宗教なので、どこのお寺でも神社でも教会でもよかったんですが、明治神宮に久しぶりに行きたかったという理由で明治神宮で厄払いをしてもらうことにしました。
5000円で厄払いしてもらえる
明治神宮の厄払いは、本殿に向かって右側(東側)の神楽殿正面受付で、用紙に必要事項を記入し受付してもらいます。
お値段は一番安いので5000円で厄払いしてもらえます。
ただ5000円だとお札に名前を入れてもらえないそうです。
詳しくはこちら
僕は厄払い自体が人生初だったので、5000円でやってもらいました。
5000円でも前述のとおり、地獄のようなことも起きず、むしろ人生がいい意味で変わるようなことが次々と起こりました。
厄年は単なる迷信ではない
厄年のルーツを探ってみると、その起源は中国の陰陽道にあるそうです。陰陽道というのは天文・暦数・卜筮(ぼくぜい)などの知識を用いて吉凶・禍福を占う方術だそうです。
やがて陰陽道をもとに日時や方位の吉凶が定められるようになり、それと同時に災いを招きやすい年である厄年ができたそうです。
国学院大学教授の三橋 健氏は
「厄年というのは、人生の節目のあたる年。その年は肉体的にも精神的にも変り目の年だから気をつけなければいけませんよ。という警告であって、いわば長い間に培われてきた生活文化なんです。だから決して迷信ではないし、逆にこれほど確なものはない。」と語っています。
つまり科学的な根拠はないけど、超長期的なデータをもとに悪いことが起こっている確率が高い年齢が厄年ということになります。
僕らが仕事をするときに、上司から
何でも数値化して、気になった数値を改善しろ
といわれるのとさほど変わらないということですね。
僕自身も最初の厄年の時にさんざんな目にあって、逆に次の厄年の時に厄払いをして大きく飛躍できたので、やって損は絶対にないと思います。
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